YはYpsilonのY

ドイツに関係があったりなかったりすることの記録、です。

ドイツのレトルトカレーを、試す

ドイツでおなじみのオーガニックショップAlnaturaが、
商品を一般のスーパーに卸すようになり、
それとほぼ同時期に、オトナの事情で、
これまでパートナーであったドラッグストアdmとの提携を、
どうやら解消したようで。

dmではオリジナルブランドのオーガニック商品を販売するようになり。

でも、なんかデザインがいまひとつで、
「だっさー」とか思いながら見ていたんだけれど(笑)、
つい先日、レトルトカレーを発見。
0604170148.png

もしかしたらもうずいぶん前から売られていたのかもしれない。
でも、まったく気づかずにいて。

おいしければ常備品として役立つかもしれない。
そう思って、一袋、試してみることに。

・・・と、買ってはみたものの、
食材のストックを消費しなければならなかったり、
時間がなかったりで、なかなか食べる機会がなく。

本日、ようやく、試食。

うちは電子レンジがないので、
熱湯にレトルトパックを入れ、5分。
このあたりの「調理法」は説明書きをみるまでもなく、
日本人なら慣れっこであり。

うちの家人なんかは、
まだ一度もレトルト食品を食べたことがないかも。
絶対、鍋に袋の中身をあけてしまうだろうなあ。
もちろんそうやって調理してもいいんだけども。

豆腐入りインドカレー、と書いてある。
うんうん、いいんじゃないの。
楽しみだ。

しっかり温めた袋を開け、ジャスミン米の隣に盛りつける。

ありゃ、予想以上にもったりしている。
一般的なレトルトカレーとはちょっと違う。

でも、ま、いいや。
0604170149.png

いや、よくない。
おや、おやおやおや。

よく見ると、すでに米が入っている。
慌てて袋をよく見ると、あらー、ちゃんと書いてある。
0604170150.png

ごはん、炊かなくてもよかったのかー。
もったり感はレンズ豆が入っているからかと思ったら、
そうじゃなくて、米だったのね。
カレーリゾットのレトルト、ということか。

それでも、ごはんも盛りつけてしまったので、
一緒に食べる。

生姜の風味は感じるものの、
正直、これ、ほんとにカレー?と言いたくなるほど薄味で。
塩とカレーパウダーをふりかけてみる。
それでも全然足りない。
これは、中身を鍋にあけて、好みの味に仕上げ直すべきだ。
もう面倒だからそのまま食べたけど、
ちょっとがっかり。

惜しいなあ。
これなら自分で作って冷凍しておいたほうがいい。
期待が大きかっただけに、ほんとに残念。

日本のレトルトカレーが大きな発展を遂げたように、
ドイツのレトルトカレーにも進化してほしいなあ。



ブログランキング・にほんブログ村へ
ドイツ情報

ドイツの村の話題、ふたつ

ここ数か月、うちの村で話題になっていたこと。

村のスポーツクラブが使用する体育館の改装が済み、
隣に村のブラスオーケストラのための練習場も完成し、
その施設の名前をどうするか、というテーマ。

25個の名前が候補に挙がっていて、
人が集まると、どの名前がふさわしいかという話で盛り上がり、
まあ、田舎ならではのちょっとした娯楽のようになっていて。

候補の中には、Europahalle(ヨーロッパホール)などと、
どーんと大きく出たのもあれば、
うちの村と近隣の2つの村の名前を取って、
まるで「谷根千」のように省略したようなもの、
うちの村にゆかりのある人の名前を冠したのもあったりで、
2日にわたって村議会で議論が交わされた結果。

Stadthalle(シティホール)に決定。
正式にはそのあとにうちの村の名前がつくんだけど、
なんとも無難な名前に落ち着いて。

それでも、私の周りの人からは好評を得ており。

村なのにStadtを名乗っていいのかと言うと、
実は我が村は、1258年に正式に「市と名乗る権利」を与えられていて。
それを、村民はずーーーーっと誇りに思っている。
何かと言うと「うちはStadtだから」と主張する。
年に一度の村のワイン祭りのこともStadtfestと呼んだり。
だから、ホールの名前にStadtがつくのは大賛成大歓迎というわけで。

実際にはシティには程遠い規模であり景観だけれど、
とにかくホールの名前に関しては一件落着。

そのホールで練習している、村のブラスオーケストラ。
先日、これまた年に一度のコンサートが、
村の別のところにあるコンサートホールで開かれ。

このオーケストラには、義弟の嫁、家人の従妹が参加している。
今回のコンサートには、加えて、義弟の嫁の従姉の旦那と、
義弟がPatenonkel(後見人)になっている子供が出演するとかで、
よく考えたら、それが私に何の関係があるのか、という感じなのだけど、
とにかく、見に来てと誘われたので。

軽快でノリのいい曲がたくさん演奏され、
肩の凝らないコンサートで、それはそれでよかった。
勉強や仕事の合間にこれだけ練習するのは、
さぞ大変だったろうなあというのもわかるし、
みんなの趣味を応援したいという気になったりしたし。
0504170209.png

このコンサートでは終演後に抽選会がある。
幕間に「くじ」が販売され、当たれば景品がもらえる。
景品はたいてい鉢植えかワインで、それが当たれば嬉しい。
ところが、中には村人から募った不要品が景品になっていて、
これまで私も、「海賊とは何か」を解説した子供向け絵本や、
もらって困るセンスの花瓶を当ててしまったことが。

応援のつもりでくじ20本分の値段を払って、10本購入。
そのうち3本が当たりで、景品は鉢植えとワイン、
そして、60cm×40cmぐらいのマグネットボード。

マグネットボードは、うーん、微妙。
仕事に使えるかもだけど、なくても全然困らない。

そんなこんなの、春のコンサートと村の暮し。
0504170207.png
この写真は10日前に撮ったもの。
こちらはもう、種類によっては桜の盛りが過ぎちゃいました。



ブログランキング・にほんブログ村へ
ドイツ情報

▽CommentList

アルザスワイン街道の村、Kintzheim(キンツハイム)

記事の更新が滞っている間、
もちろん時間は過ぎていっているわけで、
あれこれあったのに、いざ何かを書こうとすると、
遊び歩いた記録ばかりに。

うーむ。そんなんでもないんだけどな。
まあ、いいや。

ちょっと遠足でも、とお誘いをいただいて、
日帰りでアルザスの小さな村を訪ねることに。

なるべくあんまり名前を聞いたことのない場所がいい、
ということで、ワイン街道沿いのKitzheim(キンツハイム)へ。

ストラスブールからセレスタまで電車で、
そこからバスに乗り換えて10分ちょっとで、
キンツハイムの村役場前に到着。

案内所を探してうろうろしていると、
あらあら、なんだか素敵なものが。
いきなりこんな物件に当たるなんて、いい予感しかしない。
0404170207.png

ブドウ畑と城。
よく考えたらうちの村でも見慣れた風景だけど、
そこは、ほら、旅気分だから、
「きゃー、お城」なんつって写真撮る撮る。
0404170208.png

レストランの選択肢があまりなく、
Jennyという名の店で昼食を。
運よく予約なしでも何とかテーブル確保。

食後の散歩。
木組みの家が並んでいい雰囲気。
0404170209.png

こんな愛くるしい家も。いいなあ、いかにもアルザス。
0404170210.png

さて、城でも見に行くかということで、
町を抜け、森へと分け入る。

森の木にかけてある小さな道標を頼りに歩く。
ところが、行けども行けども、歩けども歩けども、
城の姿は全く見えてこず。

2時間以上は歩いたような。
木の葉が茂っていればまだ日陰にもなっただろうけど、
まだすかすかな状態なので、どうにも暑くて。
0404170211.png

あわや脱水状態に、というところで、城壁が見え。
ちらっと見えた窓越しの冷蔵庫にコカコーラのロゴが書いてあって、
それがどんなに嬉しかったことか。

Haut Koenigsbourg(オー・ケーニグスブール)城。
村から見えた城とは別の城に辿り着く。
かなり立派な城で、ツアーで来ている人も多い。
0404170212.png

毎年50万人の来場者を誇る、
フランス国内でも有数の観光名所、
ということは帰って来てから知ったんだけども。

残念ながら内部を見学する時間はなく、
帰りはバスで村までおりようと思ったら、
バスはこの時期週末しか運航していないとわかり。
またまた長い道のりを歩いて下るしかなく。

途中、道に迷って、別の城に到着。
ここが、村から見上げたところにある城で、
猛禽類のショーでおなじみらしい。

さらには、近くに「猿山」もあって、
近寄ってくるサルに手から餌をやることができるそうで。
子供連れで来ても遊べる村なんだな。

ちょっと贔屓目に見てしまうところはあれど、
やっぱりアルザスの村は訪れ甲斐がある。
大人にはワインの試飲というお楽しみがあるし。

森を歩きながら、ずーっといろんな話をしたのもいい思い出。

ドイツの木組みの家が好き。ドイツのワインが好き。
でも、アルザス巡りもやっぱりいいなあ。
次はいつ、どこへ。



ブログランキング・にほんブログ村へ
ドイツ情報

▽CommentList

黒い森の小さな村の、小さな印刷所

Alpirsbach(アルピルスバッハ)の遠足の続き。

丘にのぼって、ぐるりと一周して車に戻る途中、
Alpirsbacher Offizinと入口に書かれた建物が。
中をのぞくと、印刷機械が並んでいる。

文字好きとしては、見逃せない。
文学じゃなくて、文字、ね。

Offizinという単語は初めて見たけど、
Officeのことかしらん。
でも、オフィスに相当するドイツ語はBüroだし。

そういえば、そもそもオフィスの語源と言うのが、
フィレンツェの美術館の名前でもおなじみの、Uffizi(ウフィツィ)。
もともと作業場を指す言葉だそう。

それがドイツに入ってOffizinという語になって、
こういった印刷所などの作業場を指すようになったのかも。

というようなことをつらつらと考えながら、見学開始。
入場無料。
好きなように、ぐるっと回って見てみてね、と係の人。

活字を組むって、なんて根気のいる仕事。
0304170146.png

まず、活字を正しく保管することが大事。
間違った場所に片づけたら、その後の仕事に大影響。
0304170147.png

なんだかすごく大掛かりなタイプライターのような機械。
楽器のようにも見えてくる。
0304170148.png

印刷機と言えば、ハイデルベルク。
0304170150.png

グーテンベルクが活版印刷技術を発明したのが15世紀。
この村の印刷所が営業を始めたのは20世紀に入ってから。
ということは、ちょうどいいヴィンテージな雰囲気満載で、
もう、居心地がいいのなんの。
機械好きの家人も興味津々なのはいいんだけど、
いちいち説明したがるので、やや面倒。

ひととおり見終わって、
入口に置いてある箱にささやかな寄付金を入れて外に出て、
建物の写真を撮っていたら、係の人が出てきて。
せっかくだから、印刷機を使ってみてと声をかけてくれて。
0304170149.png

そういうことなら、と再びおじゃまし、
指示に従いながら、小さな印刷機を操作してみる。
二つ折りにしたカードをはさみ、
レバーをぐっと回すと、
あらかじめセットされたルターの言葉が印刷され。

Iss, was gar ist,(火の通ったものを食べ)
trink, was klar ist,(透き通ったものを飲み)
red, was wahr ist.(本当のことを話せ)
という文。

格言とか、あまりピンとこない性質(たち)なので、
今じゃ生のものを食べても大丈夫だし、
透き通ってなくても濁り酒とかおいしいし、
嘘も方便って言葉もあるしねー、
などとついつい捻くれた見方をしてしまう。
ごめんね、ルター。悪気はないのよ。
今年はあなたのおかげで祝日がひとつ増えるし。

印刷したカードは大切に持ち帰ったけど、
なかなかインクが乾かず、擦れて汚れてしまって。
残念。

名前は知っているけど行ったことのない場所、
ということで目的地に選んだアルピルスバッハ。
ビールでも修道院でもなく、
私にとってはこの印刷所とともに記憶に残るんだろうなあ。



ブログランキング・にほんブログ村へ
ドイツ情報
▽CommentList

Alpirsbach(アルピルスバッハ)、醸造所は素通り

久しぶりの日曜日の散歩の行き先は、
黒い森のAlpirsbach(アルピルスバッハ)という村。
0104170212.png

日本でもこの名のついたビールはお馴染みの筈。
修道院醸造所がこの村に。

でも、今回は、修道院も醸造所の見学もせず。
天気がよかったというのもあり、とにかく歩きたくて。

しかし、歩く前に、何か甘い物をと、
修道院のそばにあるレトロな雰囲気のCafé am Klosterへ。

家人は黒い森のサクランボのケーキを、
私は黒スグリの載った小さなケーキを。
どちらもスポンジが軽くあっという間にお腹におさまり。
0104170218.png

窓から見える修道院の塔。
ここは宗教改革以降、プロテスタント系に。
0104170219.png

ということは、ここには、
私が見たいと思っている像関係はない。
残念だけど、仕方がない。

さて、坂を上って、住宅街へと向かう。
かつてのOberschuleは今小学校として使われている。
0104170216.png

真っ黒子羊。
0104170217.png

茂みの下の方に、面白い物発見。
テーブルと、地面には座布団らしきもの。
茶の間系の秘密基地。
0104170220.png

さーて、この人、誰かシラー。
0104170214.png

小高い場所からの眺め。
いかにも黒い森の景色。
0104170213.png

山を下ったところには、
オリジナル黒い森のハムのロゴを掲げた肉屋さん。
01014170213.png

木組みの壁に手描きの模様を加え、
かわいいような、そうでもないような感じに。
0104170215.png

この村に来たら、醸造所と修道院を見学する人がほとんどかも。
村をぶらぶらと散歩している人は見当たらず。

見学も好きなんだけど、この日は何だか気が乗らなくて。
決まったルートを歩きたくない気分だったというか。
基本的に、みんなと同じことをするのが嫌という、
へそ曲がり精神の持ち主だからねー。

こんな風に目的なく歩くのって久しぶり。
道や家をゆっくり眺めているだけで落ち着く。
いいセラピーだ。

散歩だけで帰ろうと思ったら、
思いがけず面白い場所を見つけて入ってみることに。
その場所については、また次回にでも。



ブログランキング・にほんブログ村へ
ドイツ情報

▽CommentList

誕生日記念の外出、なんてのもあって

予想通り、今月は実にあっという間に過ぎ。

誕生日のごたごたでは、皆さんに温かいコメントをいただき、
水を与えられた枯れかけの花のように、
少しずつ頭を上げることができ、また元気に、
というか、能天気な日常を取り戻しております。

義兄の彼女とはあれ以来顔を合わせておらず、
花かお菓子でも持って詫びを入れに行こうかとも思いつつ、
何にもしていない状況。

彼女は別れ際に、一応「ごめんなさいね」と言ったので、
たぶんもうこの件は終わり、なんだと思う。
私も引きずりたくないので、
次に彼女に会ったら、多くのドイツ人がそうするように、
ハグなどしながら水に流しましょう的なことを言うのかも。

さて、話題転換。

といっても、誕生日の続きで、
家人が私と外で食事をしたいと言い。
どこか「偉い店」でおいしいものを食べましょう、と。
食後は散歩などしてゆっくりしましょう、と。

場所は私が行きたいところを選ぶことになり、
まだ行ったことのない、黒い森の小さな村Alpirsbachにする。
ところがこの村には「偉い」感じのレストランがなさそうで。

近場でどこか、と探すと、
木組みの家街道の町Schiltachにレストランが見つかり。
シルタッハからのアルピルスバッハというルートを提案。

すると、家人がシルタッハに行くなら、
シャワーやバスなど水回り設備の展示が見られる、
Hansgroheのショールーム兼ミュージアムへ行こうと言い出し。

・・・それじゃ、誕生日のお出かけっぽくないじゃん、
と思いつつも、まあ、とにかく出発。

まずはレストラン。
着いてみて、4年半前に来たレストランと同じだったと気づく。
その時に食べたのが家人に「残り物で作った」と言わしめた、
卵と牛肉と玉ねぎを炒めた料理で(おいしかったんだけど!)。
そのことはブログに書いていたのに、すっかり忘れていて。
あーもう。何のために記録をしてるんだか。
3103170112.png

予約をしてあったので、店を変えるわけにも行かず、
ここで、前回とは違う料理を注文。
これはこれで、おいしくいただく。
3103170109.png

続いて、Hansgroheのショールームへ。
ここに寄るのも、4年半ぶり。
多少展示が変わっているけど、家人の好きな洗面台は健在で。
3103170110.png

これまた家人憧れのお風呂。
スペースが足りないから、新居にはこんなのつけられないけど。
3103170111.png

それより、やっぱり私が欲しいバスルームは、
バスタブの外でお湯をざっぱーんと浴びたりできる作り。
家人は一旦バスタブから出てシャワーを浴びればいいと言う。
ったく。わかっとらん。

これだけ広い、流しのシンクもいいなあ。
日本なら当たり前なのにねえ。
3103170113.png

素敵なモノはあれこれ見つかったものの、
我が家への導入はなかなか思い通りにはいかない。
そんな消化不良な見学に終わり。

散歩をして甘いものでも、
といういつもの休日を過ごすべく、
次の町へと向かったのでした。



ブログランキング・にほんブログ村へ
ドイツ情報
▽CommentList

義兄の彼女にキレた、誕生日の夜

誕生会の夜は更けて。
・・・といっても、もう先週の話。
2603170034.png
片づけせずに寝たので、翌日朝の有様

出席してくれた義兄の彼女。
もともとちょっと面白い人だなあとは思っていて。

私が身につけているものにいつも興味があるようで、
「それ、素敵ね!え、ポリエステル入ってるの?
あー、化繊が入ってるのは、私は着ないの!」
「わー、それ、本物のファー?うーん、かわいいけど、
わたしは首が痒くなるからつけないわ!」
とか、褒めているのか何なのかよくわからない反応を。

私がパーティなどで、他の人が親切にしてくれていると、
「彼女は何でも一人でできるわよ。いい年なんだし」
みたいなことを言って去っていくとか。

同じくパーティで誰かと話し込んでいると、
「何?何?何?」と必ず寄ってきて、話を泥棒していくとか。

で、その日は。

「アジア人が音を立てて食事するのが嫌」と言い出し。
彼女の子どもの友だちにタイの人がいて、
その人を食事に招いたら、くちゃくちゃと音を立てていたのだと。
うーん。アジア人って一括りにされるのは、ねー。

私が家人が作ったケーキの写真を撮っていると、
「あ!ほーらね。観光地に行くと、
パチパチパチパチと写真撮ってるの、みーんな日本人だもんね」

なんだか、おやおや?と思い始める私。

義母と義弟も帰宅し、残ったメンバーでワインを飲み続ける中。

この誕生会に来ていた友だちのところの赤ちゃんは未熟児で生まれ、
元気だけれど、今も、平均よりは小さくて。
それを友だちも奥さんも、もちろん気にしている。
赤ちゃんが小柄なのは見ればわかるのに、
「ねえ、私も孫が生まれて月齢が同じぐらいなの。
こーんなに大きくて」
とスマホの写真を見せ始める、義兄の彼女。

ドイツにデリカシーという概念がないのは知っている。
でも、度が過ぎてないかい。

奥さんが気の毒になってきて、気を晴らしてもらおうと、
スマホで、友だちに教えてもらった、
猫の頭にレタスの葉をかぶせて、
トランプ大統領みたいになった画像を探して見せたりしていると、
尚も「あ、まだ孫の写真あった」と言ってスマホをこちらに向けてきて。

「もう、見せなくていいから」と言っても、
他の人に「ほら、ほら」と見せ。

ほんとにしつこいので、もう我慢ができなくなり、
でも、うまく落ち着いて「もう止めたら」と言えず、
席を立ってキッチンへ行き、ドアをバタンッと閉め。
家人以外のドイツ人に、こんな風に感情を露わにしたのは初めて。

数分後、義兄と彼女が帰る気配が。
家人がキッチンのドアを開け、挨拶した方がいいと。

しぶしぶキッチンから出ると、
彼女が私をハグしながら、一応「ごめんなさい」と言い。
私は、それに対して、
ただ、今日は来てくれてありがとう、とだけ返し。

大人げなかったなーとは思う。
誕生会の準備の疲れもあったし、
それで、落ち着きを欠いていた部分も。
いや、それにしても、うーん。

家人は、「彼女は自分が悪いということを知った方がいい」と、
若干後悔気味の私を慰めてはくれたし、
最後まで残った友達も、
「確かに彼女はしつこかった」と言ってくれたけど。

2603170035.png
プレゼントを見ても、心が痛む

反省ばかりの人生だ。
あーあ。



ブログランキング・にほんブログ村へ
ドイツ情報

▽CommentList

私を悩ませた、誕生日をどうするか問題

毎年頭を悩ませる、自分の誕生日。
2月が終わろうという頃から、
今年はいったいどうしたものかと考えに考え、
スルーして何も行わないという選択肢もあるし、
日曜にどこかのレストランで昼食という手もあるし、
2日前にやっと決心がつき、
誕生日当日の夜、簡単な夕食にみんなを招くことに。

みんな、というのは、
義母、義兄とその彼女、義弟とその嫁、子供2人、
私の友だち2人プラスその奥さんと生後5か月の赤ちゃん。

友だちを誕生日に呼ぶのは初めて。
でも、義母とも面識があるし、
家族だけという閉塞感が何とかなるだろうと、
これまた直前にご招待。

別に大きな誕生日会ではないので、
夕食のメインは、ドイツ風ピザトースト。
それにシヒトサラダと、
和食好きな友だちのために、巻き寿司と焼き鳥を。

夜7時に、まだバタバタとしている中、みんなが到着。
ゼクトで乾杯し、なごやかーな感じで食事開始。

義兄たちや義弟の家族との食事に、
寿司など出すのは初めて。
義兄の彼女も義弟の嫁も「スシは嫌い」と公言しており。

子供2人は「箸を使うの初めて!」と喜んでくれて。
ただ、箸で巻き寿司をつまんで、口に近づけたところで、
うわ、これは好きじゃないかも、と食べてはくれなかったけど。

でも、そんな4人をのぞき、寿司も焼き鳥も好評で。

本来なら1日前に作っておくシヒトサラダ。
うっかりしていて、当日の昼前に完成。
ドレッシングの浸透が不十分だったけれど、味はなんとか。
ま、材料をふんだんに使うから、そのおかげで。

トーストの担当は家人。
焼きあがったパンを運んでは、
次のトーストを準備し。
朝、村のパン屋さんで買ってきたトーストパン3斤、
あっという間になくなってしまい。

子供を寝かしつけなきゃ、
と義弟の嫁が子供2人をつれて早めに帰宅。
家人が作ってくれたObstkuchenをデザートに、
残りのメンバーでいろんな話を。
2603170033.png

やっぱり、日本好きの友だちが加わると、
話題が日本のことになって、
私も大いに話ができるのが嬉しい。

日独の習慣比較のようなテーマも出て、
誕生日の祝い方の違いとか、
鼻を大きな音でかむか、鼻水をすするかの違いとか。

日本語だと「ありがとう」に対して「いいえ」と言うことがあるので、
ドイツ語でDankeと言われたときに、
うっかりNeinと言ってしまうことが。
Nichts zu danken(例には及びません)と言うのはわかるけど、
Neinと返すのはおかしく聞こえる、と指摘されたり。

日本でドイツ人だと言うと好感をもたれる。
ヨーロッパだと全くそんなことはないのに。
ドイツで日本人だと言うとやはり印象はいいようだけど、
アジアではそうでもなかったり。
似たもの同士だねー(笑)、なんて話がでたり

義母も、普段とは違う話ができて面白いと言ってくれて、
概ねうまくいったかと思えた夜なのでしたが。

まだまだ宴は続き、雲行きがおかしくなっていき。
そのあたりのことは、また。



ブログランキング・にほんブログ村へ
ドイツ情報
▽CommentList

Menu

プロフィールはこちら ▼

メールはこちらから ▼

TripAdvisor® ▼