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ドイツに関係があったりなかったりすることの記録、です。

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ドイツの田舎は、城でもつ

イジワルに書くとこんな感じ。
 →ド田舎の貴族の生き残りが、いまだにがっちり管理しているお城。
ニュートラルに書くとこんな感じ。
 →人里離れた村でこのお城を建てた大司教の末裔が、今も所有しているお城。

そう、フランケン地方にある、とある一族が所有するお城を見学に行ってきまして。
1309130125.png

その一族とはというと、もちろんうちの親戚などではなく、
かつてのバンベルク司教領主であり、
かつてのマインツ大司教であり、
かつての神聖ローマ帝国の選帝侯の一人という、
要職を兼任し大忙しだったであろうロタール・フランツ・フォン・シェーンボルン、
の末裔の皆さん。

この左の人、だろうか。もと大司教。
お城の待合室にかけてあった肖像画。詳細不明。
1309130126.png

このお城がまた不便な所にあり。
Pommersfelden(ポンマースフェルデン)という、
バンベルクやエアランゲンから結構近い所にあるんだけど、公共交通機関の接続がすこぶる悪く。

しかし、ここはドイツ語圏のプライベートコレクションとしては、
最大規模のフランダース絵画の所蔵数を誇るという。
ヴァン・ダイクとかルーベンスとかブリューゲルとか。

日本から調査旅行中のドルジのお目当てのブツがここにあるとかで、
んじゃあ、車で行こうと。
ドルジの旅行予定にずかずか割り込み(笑)。

うちの村よりもこぢんまりとした田舎の村に、
どどーんと立派なお城が建っている。
Schloss Weissensteinヴァイセンシュタイン城。
1309130127.png
1309130128.png

負けた。
うちの村には城は無い。

このお城、入場は毎時00分に開始されるツアーでのみ可能。
何しろ「個人のお宅」の一部なので、管理が厳しい。
城内ツアー中は写真撮影もだめ。

最初のうちこそ集中して説明を聞いていたけど、中盤以降は、全く記憶なし。
城主に招かれた客は、階段を一段上るごとに、
吹き抜けのバルコニーに立つ城主に向かっていちいち挨拶をするルールがあったとか。
私の理解および記憶が正しければ、そんなことをガイドさんが言ってた気がする。

ドルジの調査対象となるブツもちゃんと展示してあったものの、
近くに寄って見るのは叶わず。
せめてカラーの図版があったら提供してもらえないかとツアー後に交渉するも、不可。
残念無念。
とにかく「個人所有の建物だから」と、色んなことに制限が。

ガイドの女性は日本語の挨拶表現をいくつか知っていて、
「『元気ですか?』は質問の言い方で、答える時は『元気です』って言うんでしょ」なんて言って、
非常に感じのいい人でしたが。

バスで来るのは面倒だけど、お城の中にはホテルもあるので泊まる手も。
しかし、1時間でお城のツアーは終わるし、あと、この近辺で何ができるのやら。
村の散歩?

ともあれ。
このお城のこと、聞いたことはあっても、行ってみようとは思ったことなかった。
訪れる機会を作ってくれたドルジ、ありがとー。



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Comment[この記事へのコメント:]

NoTitle 

  • aka 
  • URL 
  • at 2013.09.14 20:11 
  • [編集]
貴族の末裔がまだ管理できているお城と言うのは、なんとなく興味が沸きますね。
ほとんどが財団になって、公共化されていたりする中で。。

うちの方は城などありませんが、そういった領主がまだ生き残っている土地で暮らすのって、どんな気分なんだろう?って思います。ゴミを捨てるにも捨てられないとか。。
あ、でも原発ゴミを領主のいる地方に捨てていましたね。(Atommülllager Gorleben)
今やどうでもいいって感じなんでしょう。

akaさん へ 

  •  Y 
  • URL 
  • at 2013.09.15 09:19 
  • [編集]
領主の子孫が住んでいたとしても、やっぱりもう関係ないんでしょうねー。
なんの力も行使できないのかなあと。

Gorlebenは領主のいる地方だったんですか。
こうして話題に出たり、デモのニュースを見たりすると思い出しますが、
やっぱり普段は忘れています、この町のこと。
また考える機会になりました。ありがとうございます。

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