YはYpsilonのY

ドイツに関係があったりなかったりすることの記録、です。

踏み台持参で、コンサート会場へ

フェストシュピールハウスでのウィーン・フィルのコンサート、
一つ懸念があって。

この劇場だけに限らないのだけど、足の長いドイツ人仕様の座席だから、
私が座ると足が地につかず、観ている間に足がひどく疲れてくる。
足を幾度となく組み替えても、状況は改善せず、
椅子の上であぐらをかきたい要求にかられるも、
お隣の婦人・紳士の目が気になるし。

何とかいい方法はないものか、と前から考えていたのでしたが。

コンサート当日の朝、中国から帰ってきた家人に、まず相談。
足を乗せるために、うちにある木製の踏み台を持って行ってもいいか、と。

「ぜんぜんダメです。これを持って行くとき、私は一緒に行きません」とすぐさま却下。ちぇっ。
そして、ちょっと劇場に聞いてみる、と、電話をかける。

「今日のコンサート、妻と一緒に行く予定ですが、彼女、小柄なんですよー。
もしかして、踏み台の貸し出しなどはありますか?」

先方の答えを聞いて、家人、笑いだし、
「あーはっは。それだと、逆効果です。ますます足がつかなくなっちゃうんで。
わかりました。ありがとう!」

劇場の人、座席の上にセットする子供用の補助いすを勧めたんだと。

そこで、家人、何やら思いついて、家の改築現場に出かけ、
発泡スチロールをテープでまとめたものを作って戻ってきた。

「これで、作りましょう。Stoff(布)も母からもらってきました」
これまたえらく上等な生地。
劇場の雰囲気を壊さないようにと義母が濃い色を探してくれたらしい。
布ならうちにいっぱいあるけど、ありがたく頂戴する。
250220131130.png

時間が無いので、布をカットして、両面テープでスチロールに接着して、
ちゃちゃっと完成。
ま、足元に使うから、そうは人目にもつくまい。こんなもんでいいでしょう。
250220131131.png

持ち歩きはこんな風に派手目な風呂敷に包んで。
コンサートの服装は黒が基本だけど、アクセサリーは華やかな方がいいので。
「これはアクセサリーのひとつですから」って顔して堂々と行こうと(笑)。
250220131132.png

いざ、会場で使ってみると、膝が座面より上の位置にくるので、ほーんとに楽。
今回の場合はボックス席だったので、他の人の目も気にならず。

普段着ないよそ行きのワンピースとハイヒールという気取ったいでたちで、
席に着いたら、どっこらしょと踏み台に足を乗せるのは、
まったくもってスマートじゃなくて悲しいけれど、
せっかくのコンサート、足の痛みで集中できないなんて残念ですもん。

最後まで、雑念にとらわれず、コンサートを満喫。
これからは、この「マイ踏み台」、レストランとかにも持参しようかしらん。
だめ??そんな、海外での日本人の評判を落とすような行為は?

でも、古い劇場で椅子の座面が堅い木のところだと、クッション持参で行く人も多いとか。
あー、もっと多くの人が踏み台を持ち歩くようになって、
当たり前のことになるといいのになあ。



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Comment[この記事へのコメント:]

penedescat 

踏み台を、思わず「踏み竹持参」と読んでしまい、健康青竹をコンサート会場に持ち込むシーンが脳裏に浮かびました。すいません、、、私、少々疲れているようです。

それにしても洒落た踏み台!まあ風呂敷に包むなんて素敵~。コンサートに映画にレストランにと、踏み台にはどんどん活躍してほしいです。

penedescatさん へ 

  •  Y 
  • URL 
  • at 2013.02.27 08:08 
  • [編集]
コンサート会場へ、踏み竹!?裸足にならなければなりませんね。
クラシックの会場だと、アウト、です(笑)。
スタンディングとか野外ならいいかもしれません。リズムに乗っているふりして、せっせと青竹と踏む。
ま、ちょっと人とは違ったリズムになりそうですが。

踏み台普及のためには、まず私がひと肌脱がねばならないでしょうか。
少しずつ使用範囲を広げてみたいと思います。

実は風呂敷愛好家なんです。村のスーパーはもちろん、街のお買い物へも、風呂敷持参で行ってますー。

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