YはYpsilonのY

ドイツに関係があったりなかったりすることの記録、です。

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シロウト二人で、フリーダー・ブルダ美術館

最近よく遊んでいるロシア人の友人が、
具合がよくなったんだったら会おう、と連絡してきてくれた。
彼女がうちに遊びに来た翌日から私が寝込んでしまったので、
自分の風邪が伝染ったのでは、と心配して何度もメールをくれていた。
それより、隕石墜落は、ウラル地方出身という彼女の実家とかに影響なかったんだろうかと私も心配し、
事情も聞こうと、会うことに。

結局、隕石については、落ちたのは南ウラル、彼女の家族は北ウラル、
1000キロ以上は離れていて問題無し、ということだった。
まあねー、ロシア広いから。
ひとつの地方がひとつの国並みに大きいもんね。
ウラル地方っていうのを関西とか中部という括りで考えたら大間違いだとわかった。

昼食のあと、一緒にMuseum Frieder Burdaフリーダー・ブルダ美術館へ。
私がドイツで最も訪問回数が多いミュージアム。
210220131730.png

只今、Roberto Matta(ロベルト・マッタ)というチリ出身の画家の展覧会開催中。
私も彼女も美術館を訪れるのは好きだけど、特に詳しいわけではない。
そんな二人が、絵を見ながらあーだこーだと慣れないドイツ語で会話を展開。
200220132251.png
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私「これ、機械と人がミックス。他にも色々な要素。一つの絵の中でいろいろ面白い」
友「確かに。これ、これ、これ、全て機械。でも、目ある。手もある。面白い」

友「見て。これ、第2次大戦直後の作品。それで、こんな未来画。すごい」
私「うん。現在の作品みたい。彼の想像力、興味深い」

私「絵がアクティブ。線たくさんある。動き、感じる」
友「とても動き。彼、この絵かいた時、年寄り。でも、絵、若い」

そのうち「インディアン、嘘、つかない」とか言い出しそうな感じの会話(笑)。

このMattaの作品は、実は私にはそんなにピンとくるものではなかった。
家にあったら落ち着かない感じかな。
でも、色使いは面白いと思った。
全体的に暗い色合いの背景が多いのだけど、その中に、非常に鮮やかな配色が施されていて、
よーく見ると非常に多くの色が使われていることがわかる。

これで思い出したのが、日本のお寺で行われる縁日。
お年寄りがわんさと訪れるので、離れた所から見ると、ほぼグレーと茶の混じったかたまり。
ところが、そのかたまりに近づいてみると、
いやいや、グレーの微妙な濃淡だったり、
さまざまな細かい柄が入っていたり、
茶色のバリエーションが豊富だったり、
時々びっくりするような赤い物を身に着けている人がいたり。
そういう、意外なディテールが発見できる光景。

抽象画は往々にして「子供でも描ける」などと言われがち。
友だちに尋ねてみた。子供の絵とか壁の落書きとかと「芸術」の違いって何だと思うか、と。

彼女いわく「本物の芸術からはエネルギーを感じる」んだそうで。
どこから?と重ねて聞いてみると「それは、わからない!」と(笑)。

美術館という箱におさめられて、
「芸術」のお墨付きをもらって、
タイトルをつけて展示してあると、「わけわかんない絵」でも安心して観られるよねー。
んだねー。

素人同士で、気兼ねなく思ったことを率直に口に出しながらの絵画鑑賞。
特に抽象絵画とかシュルレアリズム系の作品だと、こういう観方が楽でいいかもしれない。



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