YはYpsilonのY

ドイツに関係があったりなかったりすることの記録、です。

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もの言わぬ彼女の、祖国

相も変わらず、古い物が増えていく私の物置部屋。
2015年の10月に食器を収納するために置いた棚は、
もう空きスペースがなくなりつつあり。

古い物を調達するためによく行く店が3つあって、
週に1度は顔を出していて。

いつも何かを買う訳ではないけど、
何か面白い物が入荷しているのではないかと気になって、
ついつい、のぞきに行ってしまう。

病気、かも。

先日も、車で古い物屋の前を通りがかり、
駐車スペースがあれば寄ろう、
空いていなければ素通りしよう、
と思っていたら、幸か不幸か、1台分空いていて。

これは、寄らねばならないというサインか。
何か私が買わねばならないものが呼んでいるのか。

とにかく、店内へ入って一周。

すると「自分で勝手に取り出さないで」と書かれた棚の中に、
ちょっと見たことがないタイプの人形が。

こけしを始め、民芸品はどうしても欲しくなってしまう。
ほんとに要るのか、お金の無駄遣いじゃないのか、
逡巡しながら、店内もう一周。

再度、人形をよく見てみると、2ユーロの値札が。
迷うほどの値段でもない。

お店の人に、人形を見せて欲しいと頼む。
ついでに、どこの国のものか尋ねてみる。

「うーん。こんなブロンドの髪だから北欧かしら」
なるほど。そういうイメージなのね。

「でも、よくわからないから、店長に聞いてみるわ」

店の奥にいた店長がやってきて、
やはり「北欧っぽいわね」と。

で、おもむろに人形をひっくり返すとラベルが貼ってあり。

「あら、ここにUSAって書いてあるわ。
えーと、ユタとも書いてある。アメリカのユタ州のものね」

へーえ。
ぜんっぜんアメリカっぽくないけどね。

まあ、民族衣装が可愛らしいし、ラベルは家に帰って確認しよう。

ということで、我が家にやってきた人形。
ラベルの文字が小さい上に不鮮明。
NUOTAKAと書いてあるのが読め、
それを画像検索すると「花嫁」の写真がずらずらっと。

そのNUOTAKAというのが何語かと調べてみると、
これがリトアニア語ということがわかり。

そうわかってよくよくラベルを見てみると、
確かにうっすらとLithuaniaらしき文字が。
「ユタ」と書いてあると言っていたのは、
LithuaniaのLとiがくっついてUに見え、
勝手に「Utah(ユタ)」と類推したとみた。

リトアニアとアメリカのジョイントベンチャー企業で作られたものらしい。
そんなに古いものでもなく、1980年代あたりかと。
2901170214.png

私も「フィリピン人?」とか聞かれると、
「日本人です!」と何となくムキになって答えてしまう。
人形の身元をはっきりさせることができて、嬉しい。

人形にしろ、物にしろ、どこから来たかわかるだけで、
その土地に興味が湧いたりするものだ。
リトアニア。
ドイツ語でLitauenというのも知らなかったけど、
もう行ってみたくなっている。



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