YはYpsilonのY

ドイツに関係があったりなかったりすることの記録、です。

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不謹慎な、グルメモード

内科での検査の結果、手術を勧められた母。
あらためて外科で説明を受けるため、
紹介状を持ち、朝9時に予約をし、父と共に病院へ。

待てども待てども順番は来ず、昼になり。

父が受付で尋ねると、午後からになる、と。

そんなことでは困る、と予約をキャンセル。
プンスカと家に帰ってきたらしく。

翌日ホームドクターのところへおもむき事情を説明。
病院を変わることもできるけれど、
また初めから診察と検査をしなければならない。
再度紹介状を書くから、となだめられ、
後日、同じ病院へ。

今度はちゃんと予約時間に名前が呼ばれ。
前回お話をして下さる予定だった先生とは別の先生が現れ、
「先日はお待たせしたそうで、大変申し訳ありませんでした」
とお詫びがあったようで。

それで、すっかりご機嫌の直った父。
先生の説明を漏らさずよく聞き、
母も納得し、2週間後に手術を受けることに決め。

手術前日、回診に現れたのは、
初めの予約時にお目にかかれなかった外科部長。

「先日は予約システムの不備でご迷惑をおかけしました。
手術は丁寧にやらせていただきますので」

宜しくお願いしますと頭を下げ、
先生が部屋を出た後で、顔を見合わせる、父と母と私。

「今の挨拶って、待たせたお詫びに、
手術は丁寧にするって感じだったよね」

ま、丁寧にやっていただけるならそれに越したことはないな、
ぶはははは、と大笑い。
このエピソードは父の持ちネタとなり、
いまや会う人みんなに披露している。

さて、手術中は待合室で漫画を読みながら過ごし。
0411160333.png

ドイツの病院に漫画が置いてあるのは見たことがない。
美容院にも置いてないよなー。
待合室といえば漫画、というのは、日本以外ではどこが。

数時間後、待合室のインターホンから手術終了の案内が。

手術室の隣にある部屋に入ると、
執刀医の先生が、切除した臓器の一部を見せてくれる。
黒い板に、ぴっちりとピンで留められ、標本のよう。

写真を撮ってもいいと言われ、カメラをバッグから取り出す。
カメラには色々なモードがついていて、
遠景、夜景、夕陽、花火、
あるいは、人物や動物を撮りたい時、スポーツの場面など、
シーンごとに適切なモードに切り替えられるようになっている。

カメラのスイッチを入れ、臓器にレンズを向けると、
「グルメモード」の表示が現れ。

料理や食材の写真を撮る時にはこのグルメモードにすることが。
以前使った設定のままになっていたか。
う、うーむ。今、ここでグルメモードはいかがなものか。

しかし、モード切替でもたもたしている場合でもない。
グルメモードで、撮影続行。
美しい写真が撮れたけれども、・・・やっぱり気になる。

でも、もし、私が内臓を切除したら、
家人のNikonでばっちり撮っておいてもらいたいし、
何よりこういう話、母は笑ってくれる筈で。
元気になった母に、「実はさー」と話すのが楽しみでもある。



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Comment[この記事へのコメント:]

すみません 

  • みら 
  • URL 
  • at 2016.11.04 18:43 
  • [編集]
グルメモードのくだりで吹き出してしまいました。
不謹慎ながら、、、
すみませんσ(^_^;)

みらさん へ 

  •  Y 
  • URL 
  • at 2016.11.06 09:13 
  • [編集]
いえいえ、笑っていただけて何よりです^^
私も「おわーっ」と焦りましたが、そのおかげで、緊張がほぐれて深刻になり過ぎず、よかったです(笑)

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