YはYpsilonのY

ドイツに関係があったりなかったりすることの記録、です。

山菜おこわは、食べそこねたけど

ドイツには木組みの家街道というのがあり、
街道を構成する町々を、機会があれば訪ねている。

そういえば、日本にだって街道はあるじゃん。

ということで、日本滞在中、
父を三重県のゴルフ場に送って行き、
そのまま母と滋賀県へドライブに出かけたついでに、
三重県亀山市の関宿で遅めの昼食を。
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東海道五十三次の47番目の宿場。
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旧街道の町並みが保存され、実に落ち着いた雰囲気。
山菜おこわを売りにしているお店を見つけ。

座敷席に案内されて、おこわを注文すると、
あと1食分しか残っていないと。
ただ、私たちより一足先に店に入った二人連れのお客さんが隣にいて、
その二人のどちらかが注文してしまったら、
おこわの代わりに巻き寿司のセットになる、と。

隣の席の、常連さんらしい年配女性二人組が、
一体何を注文するのか、非常に気になる我々。

一人が「私、白いご飯にしよ」

よっしゃー。

「私、あんまりたくさん要らんからな。
何にしよ。おかずだけでもいいくらいやわ」

そうそう、無理せず、おかずだけに。

「んー、でも、おこわもらうわ」

うわーん。残念無念。

ということで、泣く泣く巻き寿司とうどんのセットを注文し、
来るのを待っていると。

お店の若奥さんかしら、制服姿の中学生二人をつれて、
座敷にいらっしゃり。

こちらのお店で職業体験を希望する中学生の面接が始まり。

私の席からは、緊張の面持ちで面接に臨む二人の姿が。
まあ、面接と言っても、合否が決まるわけじゃなく、
打ち合わせというか、確認というか。

聞き耳を立てているわけでもないけど、
とにかく一問一答、全て耳に入ってくる。

「こちらの事業所を希望した理由は、
将来飲食店で働きたいからです」

学校の先生のご指導と練習通りに話せているかしら。
何だかこちらまで緊張してくる。

「こちらで体験したい仕事の内容は、
店内の掃除と皿洗いです」

え?
ずいぶん、謙虚な。

もう一人も、全く同じ希望。掃除と皿洗いだって。

そりゃ、まあ、いきなり、おこわの仕込みを、とか、
出前の配達に行ってみたい、とか、
そういうのはお店に迷惑もかかるかもしれないし、
あまり高望みをしないように、という指導なんだろうけど。

お店の人が、二人の緊張を解こうと気遣いされている様子も伝わってきて、
私がここで働かせてもらいたいかも、という気に。
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ずいぶん長い時間待って、やっと注文した定食がきて、
巻き寿司もうどんもおいしく、ぺろりとお腹に収まり。
名物の山菜おこわは食べられず、
予定していた亀山宿の散策の時間はなくなったけれど、
何だろ、何か思い出に残るひとときだったなあ。



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