YはYpsilonのY

ドイツに関係があったりなかったりすることの記録、です。

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大いなる田舎の村を、歩いてみたら

ドイツ南西部の小さな村、Großweier(グロースヴァイアー)。
その名が「だだっ広い農場」的な意味だと、先日書いた。

今では単なる農地ではなく、
人口1570人が暮らす集落をぐるっと散歩。

グルンドシューレ。
生徒が作った柵が立てられ。
目の色は黒ばかりじゃないんだよねー。
2801160005.png

学校の名前は、シュロスガーテン小学校。
はて、なんてシュロス(城)なんて名前が、と思ったら、
今は墓地になっている場所に、昔は城が建っていたらしい。
しかもWasserschloßという、水の上に建っているようなタイプの。

はっはーん。
この村の紋章、赤いライオンが溺れそうになっているの図。
あら可哀そう、と思ったら、そうではなく、
この水は、きっとその城の象徴。
2701162343.png
たーすーけーてー、と言ってるわけではない。

学校の隣には、カエルの噴水。
以前は緑色をしていたのが、毒々しいと村民に不評で、
何者かがカエルの口に赤いペンキを塗りつけ。
それをきっかけに、カルキの汚れも目立たない白い色に塗り替えた、
そんないわくのある、カエル3匹。
2701162344.png

かと思うと、近くには木につりさげられた、カエル。
これは、たぶんカーニバル用の生贄的なアレだ。
2701162345.png

この村のカーニバル組合の名前が、実は「カエル」。

むかーし、むかし。
水の上に建っていた城の周りには、たくさんのカエルが。
日曜日のミサで、神父が話を始めると、
そのカエルたちが、ひときわ大きくゲコゲコと鳴き始め。
うるさくてかなわん、と男たちが水辺に出かけ、
ミサの間中、水面を長い棒でばしゃばしゃ叩いて、
カエルが鳴かないようにしていたのじゃ。

というような、カエルにまつわる伝説が、この村にあり。
組合の名前も、そこから。

で、今でも年に1度の村祭りの日には、
村を流れる川をせきとめて、アオガエルのレースが行われる。

村おこしの大事な資源、というわけだ、カエル。

えーと。そろそろ別の物件も。

消防署の塔の上に、まだコウノトリが。
2701162346.png

謎の、機械。
2701162347.png

ここにも。
動いたら面白いと思うけど、壁とか壊しそうだな。
2701162348.png

ぐるっと一周して、教会のある場所に戻る。
1858年に建てられた、元学校、今はレストラン。
壁の文字や装飾が、古めかしくていい。
2701162349.png

民家の庭先に、マリア像を祀った祠が。
これが建ってたところに家を作ったのか、
家の持ち主の趣味なのか。
壁に描かれた絵を見ると、元は鍛冶屋さんの家っぽい。
2701162350.png

こういう名もなき小さな村を歩いて、
面白い物を見つけたり、物語を知ったりするのは、
古道具屋で、掘り出し物を発見した時のような、
満足感というか、ささやかな喜びがある。

些細なことで楽しめる故、書くネタにも困りませんです。
はい。



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