YはYpsilonのY

ドイツに関係があったりなかったりすることの記録、です。

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出かける気に、ならなくて

フランスはストラスブールへ行こうと思っていて。
用事を済ませた後は、一人で町に出て、
甘い物を買ったり、1月のセールに備えて下見をしたり、
あれこれ計画を練っていたのだけど。

前日、ドイツ対フランスのサッカー親善試合をテレビ観戦。
途中でおかしなことになってきて、
試合終了後は、ずっとテロ関連の番組が。

こういう、事件とか事故とか災害とかのニュースに触れるのが、
ほんとに辛い。
対岸の火事、なんていう風には全然思えなくて。

朝7時のニュースで、
フランス国境は警察によるコントロールが強化されると。
出入国が許されないということではないけど、
そんな状況なのに、浮かれた気持ちでフランスに行くのは、
やっぱり気が引けてしまって。

というわけで、スーパーと改築現場とブドウ畑に出かけたほかは、
ほぼ一日中、どよよーんと家の中で過ごし。

よっぽど暗くじめじめした顔をしていたのか、
改築現場から戻った家人に、
「どんな顔で、私を見るんですか」と言われる。

しかたがない。そんな晴れ晴れとした気分になれないからね。

私の機嫌が直らないと、夕飯を作ってもらえないと思ったのか、
ワインをグラスに注いで、家人が持って来てくれる。

「これを、お飲め

・・・惜しい。

すいぶん以前に、成り行きで、
お寺が主催する日本語教室の運営に関わっていたことが。
そこでの、ひとコマを思い出す。
日本語が得意なイラン人のまっちゃん(本名マームッド)が、
インドネシア人のスリヤ君に質問を。

「あ、あなたもイスラムですか。どんな?」
どうやら宗派を聞きたかったらしいけど、スリヤ君には通じず。

「じゃあ、お祈りする時、どうする?こんな風?」
と体の前に差し出した両方の手のひらを上に向ける仕草と、
両腕をおろし、拳を握る仕草をしてみせ。

「ぼくは、こうする」
「あ、そうか。ぼくはこっち」

そのやりとりを、信心のない私とクリスチャンのブラジル人が、
「へえー、いろいろあるんだねー」と感心しつつ見守るという。

私たちはそんな風にお互いを受け入れていたけれど。

先週見に行ったライン川。
向こう岸は、フランス。
1511150205.png

悲しみや痛みは、
遠いとか近いとか距離の問題じゃなくて。



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Comment[この記事へのコメント:]

NoTitle 

  • penedescat 
  • URL 
  • at 2015.11.16 02:07 
  • [編集]
私も今週末はどよーんとしてました。
ちょっと明るい気分になりたくてお昼はカルソッツ葱をバーベキューグリルで焼いてみましたが、食べ終わったらまたテロのnewsばかりが耳に入ってきて気持ちがダウン。
テロリスト質が描いたシナリオどおりに事は進んでいるのでしょうか?ヴァルス首相の「戦争」のセリフが気になります。物凄いスピードで悪い方向へ突き進んでいるような。これからの時期、クリスマスショッピングなどで人出が多くなるし、変な事件が起きなければいいんですが。

NoTitle 

  • Nao 
  • URL 
  • at 2015.11.16 07:10 
  • [編集]
私も同じくどんよりです。この気持ちをどこにぶつけていいのか分からず… やるせない。憤り。怒り。全ての感情が混ざってしまって… そんな時に「これをお飲め!」なんて言われたら、ちょっとホンワカ?ヘナヘナ?とした気持ちになってしまいますね。実はYさんを元気付けるために意図的だったり?何があってもあさは来る。前を向くしかないな〜と自分に言い聞かせてはいますが、気持ちがずどーんと落ちて行くのが分かります。戦いは、武力は結局なんの解決ももたらさないのだ…

penedescatさん へ 

  •  Y 
  • URL 
  • at 2015.11.16 09:43 
  • [編集]
ニュースを観ていると、ほんとに気が滅入りますよね。昔に比べて、悲しみが伝染しやすくなっているのか、結構落ち込んでしまいます。こうすれば解決するという策が全く見当たらないというのが、歯がゆくやるせないです。

今日は気晴らしにマンハイムに行きました!私の中ではマンハイムと言えばpenedescatさんなので、思いを馳せておりましたよ^^
カルソッツ葱のグリル、ああー、ポロ葱で代用して食べてみようかなー。

Naoさん へ 

  •  Y 
  • URL 
  • at 2015.11.16 09:59 
  • [編集]
「お飲め」を聞いたら、やっぱりちょっとクスッとなってしまいました。本人いたって大真面目で、正しい日本語だと思って使ってますし(笑)
いつどこで起こってもおかしくない事件ですし、こんなことで自分の身近な人の命が奪われたらと考えると、本当に暗い気持ちになります。
Naoさんのおっしゃる通り、前を向くしかない、ですよね。痛みを忘れず、でも、何かできることを考えながら生きて行こうと思います。

NoTitle 

  • Iberico 
  • URL 
  • at 2015.11.16 12:14 
  • [編集]
こんにちは。
雨の音で目が覚めた土曜日。起き抜けに、いつものワールドニュースを付けた途端に入ってきたのが、今回のテロの一報でした。
どうしてこんな事に…と切なくなります。テレビを見ながら、何とも言えない気持ちで過ごした週末でした。
そんな中、昨夜になって、ドイツにいる車好きの友人夫婦が、主人宛に「今日はこんな道を走ってきたよ!」と、動画を送ってきてくれたんです。
いつもと変わらない彼らの姿を見て、嬉しかったのと同時に、すごく元気づけらました。
来月、彼らに会いに、ドイツへ行く予定です。その時には、いつものドイツに会えますようにと願っています。
今日、日本は久しぶりの快晴です。いつものように、洗濯して、お布団も干しますよ~!
では、また!

Ibericoさん へ 

  •  Y 
  • URL 
  • at 2015.11.17 09:18 
  • [編集]
普通に生活できることがどれだけ幸せな状態であるかということが、事件や事故や災害があるたびにわかりますね。
今日は元気に過ごせました^^こちらもいい天気でした。

来月ドイツにいらっしゃるんですか!クリスマスマーケットなど冬のイベントが楽しみですね♪
お友達がお住まいの地域はどのあたりなのでしょう。黒い森方面にもお越しください~^^

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