YはYpsilonのY

ドイツに関係があったりなかったりすることの記録、です。

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誕生日、おめでとう

家人の誕生日の1週間前、義母から質問が。会社に持って行くケーキを焼いた方がいいのか、と。さすが、義母。私は全くそんなことに考えが及びませんでしたが。毎年、義母の焼くケーキと、村のパン屋さんで作ってもらう、Kranz(クランツ)と呼ぶサンドイッチを持って行くのが恒例。このクランツ、いろんな種類があるようだけど、村のパン屋さんのは、クロワッサン生地で作った直径30センチほどの、輪っか型のパンに、ハムやチーズや...

シュニポーザで、ブタに勝つ

今年の初め頃だったか、義兄が新しい住居を購入。自分の家以外に、既に3軒の貸家を所有し、え、また、その上?と思ったら、新しい彼女と住むための家、ということらしい。今住んでいる所に一緒に住めばいいようなものだけど、ママの家とバルコニーでつながっているので、彼女と住むとなると、ちょっと距離が近すぎるってことかしら。新しい住居は、義母の家から300メートルほどの距離。うちと義母宅のちょうど真ん中あたり。で、今...

冬になると現れる、ドイツの藤吉郎

こんな話は、単なる「のろけ」と受け取られるのでは、と封印(大げさか)していたエピソード。やっぱり、面白いかも、と書いてみることに。豊臣秀吉が、まだ木下藤吉郎と名乗っていて、織田信長に仕えていた頃。主に冷たい思いをさせないようにと、わらじを自分の懐に中に入れて温めていたという。数年前、何の拍子だったか、家人とサムライの話をしていて、この逸話を紹介。「藤吉郎みたいなことは、ドイツ人には思いつかないよね...

ドイツの村での、特別な楽しみ

Katharina von Alexandrienカタリーナ フォン アレクサンドリア、西暦287年に生まれた、伝説のインテリ女性。実在したかどうかは、はっきりしない。なんでも、彼女は、名声、富、容姿と知性で自分を超える男でなければ結婚しない、と宣言していたらしく。何だかずいぶん今どきな感じの条件というか。そんなんじゃ、きっと婚活が大変だったろうと思うけど。その後、言い寄ってきた皇帝を袖にしたため、牢に入れられ。やがて、拷問...

Mangold炒めと、スモークサーモンの塩鮭風

これは、塩鮭が簡単に手に入らない、ドイツでのお話。先日、寿司を大量に作った際の、スモークサーモンがちょっと残っていて。ほら、スモークサーモンって、うすーくスライスしてあって、うすーいパックに入って、ピターッとくっついていて。これを1枚ずつ美しくはがすのって、なかなか難儀ではないでしょうか。面倒くさがりの私は、数枚重なったまま取り出して、それを、フライパンで焼いて、昼食のおかずに。でも、それが功を奏...

なんだか、やな感じ

アコーディオンの先生のところでのレッスン中、呼び鈴が鳴る音が。私が先生に習い始めて、初めてのこと。先生も訝しげに、「こんな時間に」と言いながら、玄関に向かう。どうやら近所に住む女性。年齢は70歳ぐらいか。瀬川瑛子の眉を吊り上げ、眉間にぎゅっと皺を寄せ、思い切り口をへの字にした感じ。要は、顔は似てないけど、派手さと髪型はほぼ瀬川女史。そして、真っ赤なジェケットに、白いパンツ。オリンピックの入場行進か、...

小さな村の、「買い物サンデー」

飲食店以外の多くの店が閉まっている、ドイツの日曜日。それでも、年に1度や2度、Einkaufssonntag(買い物日曜日)と称し、町や村を挙げて、店を開ける日がある。ライン川に近い、Ichenheim(イヘンハイム)という村で、その日があると知り、出かけてみると。そもそも、この村、おそらく人口は2000人に満たない。失礼ながら果たして、店があるのか、という疑問も。いや、店はあっても、買い物したくなる店かどうか。大きなガストハ...

ドイツのスケートリンクの、萌えキャラ

とうとう、初雪。昨夜から、みぞれっぽい雨が降り、体の芯まで冷えるような寒さで、確かにそんな予感はあって。雪は降り続けることなく、晴れ間が見えてきたので、家人と車で外出。カフェを探して、ライン平野の小さな村をあちこち巡り、結局見つからず、Offenburgオッフェンブルクのなじみの店へ。いよいよ、月曜からクリスマスマーケット開始。何かよくわからない、中途半端にクリスマスっぽいアイテム。中に小さく人形のような...

年に1度しか作らない、ロールキャベツ

一人の昼食に、あれこれ作っていた好きなキャベツ料理。あ、まだ作っていなかった、と思い出したのが、家人の好物である、ロールキャベツ。庭のキャベツが採れる時期には、何度も作ればいいようなものだけど、そういえば、年に1度しか作っていないかもキャベツはいろんな調理で楽しみたいし。ドイツのロールキャベツ。うちのあたりでは、Krautwickelクラウトヴィッケルという。標準的なドイツ語では、Kohlrouladeコールローラーデ...

テーマはイタリアン、リクエストは寿司

1か月ほど前、手伝いに行っているデイサービスの施設長に呼ばれ。何だろ、お小遣いでももらえるのかしらん、と淡い期待を抱きつつ、話を聞きに行くと。親睦パーティがあるから是非参加してほしい。1品持ち寄りで、テーマは「イタリアン」。でも、イタリアンにこだわらず、寿司を作ってきてくれないか。そういうご依頼で。前回のパーティに、手毬寿司を持って行ったのだけど、それをとても気に入ってくれて。何ということのない、...

かぼちゃ、からのドイツの手遊び歌

そろそろ、かぼちゃの旬も終わりつつあり。赤い皮の栗かぼちゃ、こちらではHokkaidoと呼ばれていて、なぜかとても人気がある。ドイツでホッカイドーといえば、かぼちゃの種類。日本の地名だということを理解している人は少ない。そもそも、かぼちゃ、という言葉も、カンボジアから来ているという説もある。ドイツではホッカイドー、日本ではカンボジア、なにがなんだか。今年はかぼちゃのスープをよく作った。子どものわがままのよ...

キャベツ消費、アンチョビPANKO炒め

庭のキャベツ。Spitzkohlシュピッツコールという、ザワークラウトによく使われる種類。ほんとは、もっと先端がとがった形が理想的だけど、味に変わりはないので、よしとして。これが収穫できると、あれこれキャベツ料理を考える日々が。昔の記事にあるのは、ロールキャベツとサラダ。家人からはやはりロールキャベツを作れとの催促。でも、その前に、食べたいものが。大き目のスーパーで買った、パン粉。こっちのパン粉ではちょっ...

結局買った、ブタの貯金箱

貯金箱の定番と言えば、ブタの形。英語でPiggy bankと言うように、ドイツ語でもSparschweinと言ったりする。Money boxに相当するSpardoseという言い方もある。中世にはPyggと呼ばれたオレンジ色の粘土でできた甕が、コインを集めておくのに使われ。PyggジャーとかPyggポットと呼ばれていたのが、いつのまにかPigに変化し、ついでに形も「ブタ」に変わっていったという説が。https://en.wikipedia.org/wiki/Piggy_bankいやー、謎が...

ドイツのスーパーで、寿司と枝豆を買う

朝はアコーディオンの先生に、「パリの事件のこと、どう思うの」と単刀直入に尋ねられ。「気に入らないから攻撃するというのは馬鹿げている」、そう答えてみる。「これは、Neidから来ているのよ」と先生は自説を。ヨーロッパが平和で幸せそうに見えて、それを「妬んでいるからめちゃくちゃにしたいのよ」と仰る。「世の中がunruhigな(不穏な)状態になってきているわね」それには全く同感と、私も頷く。夕方は、近所に住む12歳の...

マンハイム観光、5年越しの約束

5年前、我々の結婚祝いにと、マンハイムに住む家人の従姉が自宅に招待してくれて。ところが、はっきりした日時を決めないまま、いつの間にか、時は過ぎ。先日、叔父の誕生日会で、従姉に再会。「約束を果たせていないのが、どうにも気になる。11月15日、空けておいて!」ようやく、従姉の家へと行くことに相成り。従姉のご主人、空手を習っている娘、その同級生と昼食。娘は1から10まで日本語で数えられると、披露してくれる。食後...

出かける気に、ならなくて

フランスはストラスブールへ行こうと思っていて。用事を済ませた後は、一人で町に出て、甘い物を買ったり、1月のセールに備えて下見をしたり、あれこれ計画を練っていたのだけど。前日、ドイツ対フランスのサッカー親善試合をテレビ観戦。途中でおかしなことになってきて、試合終了後は、ずっとテロ関連の番組が。こういう、事件とか事故とか災害とかのニュースに触れるのが、ほんとに辛い。対岸の火事、なんていう風には全然思え...

ドイツの田舎の、粉屋さん

ヨーロッパの童話や民話などを読んでいると、「粉屋」がよく出てくる。「粉屋」本人だったり、「粉屋の娘」だったり。でも、物語を読んでいても、「粉屋」の実体について、思いを馳せたことはあまりなく。「米屋」なら馴染みはあっても、「粉屋」というのは、そういえばよく知らないままで。日本でも「粉もん」は大人気だし、こちらはパンの国だけあって、粉の種類は山ほどある。粉は単に原料、材料としてだけでなく、何か気になる...

ご家庭でご不要になりました本は、路上へ

ちょっと前から、手持ちの本の循環、ということに興味があり。家の書棚とか会員しか利用できない所に鎮座させておくのではなく、もっと自由に不特定多数の人と貸したり借りたりできないものかと。ドイツに限らず、ヨーロッパの色々な町の路上に、「オープンな本棚」というものがある。ドイツ語だと、öffentlicher Bücherschrankとか、offene Bücherschrankとか、Straßenbibliothekとか、さまざまな呼び名が。いずれも、公衆本棚、...

残念、ガチョウを食べ損ねた日

11月11日。カーニバルシーズンの始まり。St.Martinstag(聖マルティンの日)でもあり、この日はガチョウを食べる習慣が。つまり、ガチョウにとっては11月10日というのは、実に陰鬱な日ということに。しかし、私たちのために立派に育ってくれたガチョウを、ありがたく食すのが、人のつとめ。ガチョウのローストを食べに行こうと、予定をたて。が、残念ながらその予定は中止に。更には、本当なら、家人の出張にくっついて、今頃はベ...

ドイツにおけるドイツ語教育は、変わるか

単なる個人的な印象。ドイツの「語学教育」全般というものは、もしかしたらレベルが低いんじゃないか、という気がしていて。VHSというドイツの文化センターのドイツ語クラスに、滞在許可申請および更新のため、1か月かそこら通ったことが。特に「語学を教えるための訓練」をした人が教えているわけではなく、ただドイツ語が話せるというだけで、あるいは、元小学校教諭というだけで、外国人のためのドイツ語クラスを担当していた...

先輩と、デート

ここのところ、私には珍しく日本語づいている。いや、まあ、日ごろドイツ語をバンバン使っているわけではないけど、色んな人と色んな話題で、日本語で話す日が続いている。今日は、デートの予定があり、ちょっと離れたところへ。電車で行こうと思い、前もって往復の切符を買い、駅の近くにうまく車を停めるところも見つかり、いそいそとホームへ向かうと、列車が5分遅れ、と。ま、5分なら問題ないと思っていると、25分遅れ、と表示...

秋晴れの日は、高いところへ

昨日も今日も、気温22度。ドイツ人の脳内日光センサーが発動し、レストランやカフェでは、テラス席に人があふれ。私も、この晴天を逃すまじと外出。先日、アルテスシュロスを見に行ったばかりだけど、また別の城を見に。そういえば日本でも、なんやかんやと城を訪れていた。出かけた先に城があって、じゃあ入ってみようかということもあれば、外国人や斎藤道三好きの友人を伴って城を目的に出かけることもあり。そんなことを思い出...

ドイツで売れるのか、こんにゃくスポンジ

インド料理の店を見つけて、食べものの嗜好がかなり近い友だちと昼食。初めに無料のパパダムが出てきて、前菜はパコラの盛り合わせ。その中にはパニールを揚げたものも。メインはチキンのカレーを2種。塩味のラッシーを飲みながら。カレーの入った鍋が、ヒーターの上に乗って出てきた、と思ったら、それはヒーターではなく、単なる台だったと気づいたのは、いい加減満腹になった頃。いや、だって、こっちで中華レストランに入ると...

秋のドイツの城、アルテスシュロス

友だちを案内して、ちょっと車で山登り。バーデン・バーデンの「旧城」と呼ばれるお城へ。バーデン・バーデンには、このAltes Schloss(旧城)と、Neues Schlossノイエスシュロス(新城)のふたつが。ノイエスシュロスの方は、町の中心部に近いところにある。新、といっても、建築が始まったのは1370年。数年前にクウェートの投資家に買収されてホテルに改築中。・・・だったのが、その話も頓挫したとかしないとか、目下の噂。で、...

ドイツのスーパーで、タラの肝のオイル漬けなど

久しぶりに、家でひとりの昼食を。とはいえ、そんなに時間もなく、白いご飯を炊き、適当におかずを用意するだけ。村のスーパーで買った、水菜とからし菜の仲間Roter Blattsenf。これはどちらもドイツで種が買えるのだけど、見たら食べたくなったので、手っ取り早く鉢植えを購入。カリフラワーと薄い厚揚げとからし菜を、昆布だしと醤油で煮る。ドイツの厚揚げについては、以前も記事にしたことが。前回の厚揚げは、Taifunというブ...

家を火事から守る、フロリアン

日本にいた頃、日本語を学ぶ外国人によく話していたのが、「固有名詞を覚えて使おう」ということ。もちろん、外国語を体系的に学ぼうとすれば、一般的な普通名詞のほうが大切だと思われがちだけど、人とのコミュニケーション場面では、たったひとつの固有名詞を発するだけで、意外に、相手との共通点が見いだせて距離が縮まったり、話が弾んだりする要素になるんじゃないかと。人名、地名、店の名前、本や映画の題、何でもいい。例...

黒い森の小さな村、Enzklösterle エンツクレスターレ

とにかく明るい山の上へと、車を走らせた日曜日。ハイシーズンにはリゾート客できっと賑わうのであろう、黒い森の中の村、Enzklösterle エンツクレスターレを訪問。駐車場が混んでいたので、きっと人気店!と見込んで入ったレストランが大当たり。シアワセな昼食のひとときを終え。人口が1000人ちょっとという、この村を散策。秋らしい風景。この、天気の良さったら。このあたりも、1999年12月26日に発生した大嵐の被害が大きく、...

どんより霧が深い日に、ドイツ人が行くところ

朝から霧に覆われて、薄暗く寒い、わが村。日曜日だというのにこんな天気では、全くもって気が重い。こんな日こそ、出かけなければ。一日中家の中にいたら、心がどんどん閉じてしまう。「今日は、黒い森の上の方、行きましょうか」家人が何やら思いついた様子。んじゃ、ちょっと気になる村があるから、そこへ、と私がリクエストし、いざ出発。黒い森の中のくねくね曲がった道を上って行く。相変わらず霧が立ち込め、なかなか気分は...

バナナさん、と呼ばれた男

日本と比べて、ドイツでよく見かける物のひとつ。それは、バナナの皮。路上に、バス停のゴミ箱に、そのくすんだ黄色い物体は、でろーんとした姿を見せている。歩きながら、或いはバスを待つ手持ち無沙汰な時間に、栄養調整食品代わりにお腹におさめる人が多いとみえ。ドイツ人のバナナ信仰、というのがあると思う。栄養価に優れていて、ボリュームもあり。あと、安いしね。家人が日本に住んでいて、私とは業務上の知り合いだった頃...

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