YはYpsilonのY

ドイツに関係があったりなかったりすることの記録、です。

東フリースラントの、紅茶文化

少し前に古道具屋で、安いカップ&ソーサーを入手。1.5ユーロ。300円弱。エスプレッソカップを探していて、ちょっと違うけど、小ぶりのカップだからと買ってみた。レトロな雰囲気の手描きの花にも、なんとなく魅かれ。裏のスタンプには、Ostfriesenroseオストフリーゼンローゼとある。オストフリーゼンというのが、東フリースラントを指す、というのはわかる。でも、えーと、どこだっけ。地図で確認。北海沿いの、オランダ国境にや...

予定を告げない男、改善への小さな一歩

ミスコミュニケーションというのか、ディスコミュニケーションというのか、うちのドイツ人が、また急に言い出した。「明日の夜、中国に行きます」うっそ。明日はお客様をお招きしていますよ。「問題ありません。私が出かけても、みなさんゆっくりする、いいです」なんで、前もって言わない。何度こんなことを繰り返しているのか。こういう行き違いが多いのは、家人の話すなんちゃって日本語と、私の話すなんちゃってドイツ語が、実...

ドイツのハンバーグ、定番のつけあわせ

久しぶりにハンバーグを昼食に。うちの家族は、Fleischküchleフライシュキーヒレと呼ぶ。フライシュは肉。キーヒレは、クーヘンの縮小形でもある通り、カップケーキなどの小さなケーキを指したり、あるいは、揚げパン、揚げドーナツのことだったり、野菜たっぷりのお焼きのようなものも、そう呼んだりする。で、フライシュキーヒレは、肉の焼き団子、ということになるのかと。以前、自分が書いたハンバーグの記事が懐かしく、しみ...

欲しかった籠を、手に入れたけど

もう何年も、「わたしゃ、買い物籠が欲しいんだよー」と、ちびまる子のように訴えていたところ、ようやく「んじゃ、誕生日に籠を買ってやろう」と、と家人が言いだし。こちらの人は、文字通り「買い物籠」を使って買い物を。柳の枝などで編まれていて、もう何年も使い込まれたような籠。あわよくば、義母の使い古しが、お下がりでやってこないかと密かに期待していたけど、待てど暮らせど、気配すらなく。ちょっとコーヒーポットと...

あられ、イン・ヨーロッパ

毎週うちにやってくる、日本好きドイツ人2人組。来るといつもお茶とお菓子を出すのだけど、日本人が、よそのお宅だからと少しずつ食べるのと違って、パクパクパクっと一気にお菓子を平らげる。うちにいる間中、追加のお菓子を出し続けている状態。お菓子といっても、本当に日本のお菓子という訳じゃなく、スーパーやアジア食材店で買う、スナック。わさびピーナッツや、チリ味おかき、みたいなもの。どちらも彼らの大好物。うちの...

やり直せるって、幸運だ

昨日は曇りがちで、ブドウ畑の仕事にちょうどいい天気で。相変わらず、のろのろと少しずつしか進んでいない、主枝の誘引、固定作業。午前中の空いた時間と夕方の2回、100本以上のブドウの木を手入れしに。枝が根元から折れないように慎重に曲げ。できるだけ横にまっすぐ伸びるように、しっかりと括る。初めてブドウ畑の仕事を手伝った年は、いつも義母と一緒で。3月から10月まで、それぞれの時期にどんなことをどんな風にするのか...

「ブドウの庭」で、ブドウに会えず

先週末から、やっとブドウ畑の仕事に取りかかり。主枝を誘引し、柵に沿わせて固定する作業。なかなかまとまった時間がとれず、少しずつしか進まない。ふー。日曜日だったら時間があるのに、休息日で、人目につく仕事はしてはいけない。んじゃ、他のブドウの様子はどうだろう、ということで、「ブドウの庭」という名の町、Weingartenヴァインガーテンへちょっと遊びに。Weingartenという地名はいくつかあるようで、間違えないように...

ドイツで、カステラを焼く

そもそものきっかけは、ちょっと前に、私が書いた記事。私が焼くケーキはドイツ人の口に合わないようだ、という内容で。それに対して、「自家製カステラはおすすめ」と、コメントとともに、よかったらレシピを伝授、とありがたい申し出もいただき。ぜひぜひお願いしますと、厚かましくお返事したところ、オリジナルレシピが手元に届き。レシピに寄れば、ほどよい焼き色をつけるため、金属の型ではなく、新聞紙の型が適しているとの...

注意が必要な、恋の季節

去りゆく冬を惜しんでいたけど、もう、やっぱり、春。復活祭も近づいてきて、それらしい雰囲気の寄せ植えを作り。今季すでに2つ目。手軽な土いじりシリーズ(笑)。こういう、季節ごとの習慣というか、行事というか、ドイツに来てから急に暇になったのと、家人の家族が重んじる人たちなのとで、俄然気になるように。ちょっとしたことだけど、生活にも気持ちにも、メリハリがつく。・・・気がする。この時期の風物詩というのは、例...

黒い森のクリームと、不当表示

パンに塗るスプレッド。ドイツ語ではBrotaufstrichブロートアウフシュトリッヒ。こうしてカタカナで書くと、なんだか気品のある料理名に見えてくる。ジャム類もそうだし、レバーペーストも。とにかくパンに塗るものは、甘くても塩辛くても、ぜーんぶブロートアウフ何とか。ドイツでは女性より男性に人気があるような気がする、あのヌテラも。日本旅行を計画しているドイツ人男性が、「ヌテラは日本で買えますか」と心配を。確かス...

ドイツ流、「合格祈願」のメッセージ

この時期、うちの州では、アビトゥア、略してアビと呼ばれる、大学入学資格取得のための試験が行われていて。試験のシステムとか内容よりも、それを取り巻くいろんな事情に興味がある私。一緒にアビを乗り越えた仲間たちで、お揃いのTシャツを作ったり、車の窓ガラスにアビの年度のロゴを貼ったり、服屋に行くと、アビ終了パーティに出席するために、スーツやドレスを選んでいる家族連れを見かけたり、なかなかアビ・ビジネスも盛...

要らないものを、ありがとう

村の一等地(笑)に建つ義母の家へ。何しろ、村の教会の真下にあって、教会の鐘が鳴ると、会話が聞き取れないほど。借りていた器を返しに行ったのだけど、「あんたが来たら、渡そうと思っていたものが」と、いそいそ屋根裏部屋に向かう義母。彼女が私にくれる、屋根裏部屋からの物といえば、これまでにも色々な品が。クグロフ型の件は、こちら。花瓶のエピソードは、こちら。ガチャンガチャンガチャン、という音と共に、階段から降...

招待されていない誕生日会と、わが村の未来

ひとことで言えば、朝から盛り沢山な一日、という感じだったのだけど。そんな一日のシメは、家人のおじさんの誕生日会。キリのいい年齢じゃないので、パーティを開くわけではなく、特に招待も受けていないけど、お祝いに駆けつけ。家人には、5人のおじさんがいるけれど、このおじさんとは、特に仲がいい。家人だけでなく、家人の兄も弟も慕っていて、やはり、お祝いにやってきて。他のおじさんと比べて、話題が豊富だし、1950年代...

たまに考える、ブログと私

レポートを書いたり、書類を作ったり、PCに向かって文字を打っていると、非常に頭がすっきりする。タイピングと思考の速さが、たぶん合っていて、いい具合に考えがまとまる。ちなみに、私のタイピング速度は大して速くない。つまり、脳もちんたら動いているだけ。ペンを走らせていても、なかなか書くことが浮かばない。両手でキーボードを使うのがいいのかも。ブログを書いているのはその延長で、キーを叩いているのが気持ちがいい...

ドイツのスーパーで、ボンゴレを買う

スキー旅行から帰ってきたと思ったら、すぐに出張に出かけた家人。そんな予定だったとは、まったく聞いておらず。普段だったら別にかまわない。でも、今週は家人にいて欲しい予定があって、1か月前から折に触れて話していたのに、急に「明日は出張です」と。スキー旅行に行く当日に、その予定ができ、慌てて出かけたので私に話す時間がなかったと言う。スキー旅行中は、楽しさが募って、出張のことなど頭になく。電話で私に伝える...

春に掃除をする、その単純な理由

先日、近所のデイサービス施設に手伝いに行くと、レクリェーションの最中で。スタッフが、訪問者の皆さんに、「春の花といえば」と質問を。私は植物の名前がアレなので、シュティーフ何とかとか、ハーネンフースとか次々に名前が出てもピンと来ず。すると、突然私にも質問が。「えと・・・あ、Kirschblüte(桜)」と答えるも、スタッフに「それは、日本で、でしょ!」と言われる。いや、ドイツのさくらんぼの木だって、春に花が咲...

ドイツでイカめし、ちょっとロシア風

私が住む村の近くには、ロシア人の富裕層が多く住んでいる。それが、その地域での買い物事情に大いに関わっているかも、と考えてみた。いや、単に、何か珍しい食料品が買えたりするのかな、という「食べ物」についての興味なんだけど。で、ロシア人の食生活について、ちょこちょこっと調べていたら、ロシアではこの10年ほどで、普通のスーパーに、ロシア原産のスルメやさきイカが並ぶようになったらしい。ロシアとイカかぁ。という...

旅の思い出、それは加工肉

健康診断旅行から帰ってきて、またすぐ、スキー旅行に出かけた家人。兄弟と友だちとで過ごす、毎年恒例、男だけの週末。「わたしはすっごくがんばりましたので、みんなから、褒め、もらいました。よかったなー」体力の続く限り、何本も滑ったらしい。それにしても、いい大人がこんなことで電話を。ま、「褒め」がよほど嬉しかったとみえる。うちだと全然褒められないもんね。先日行ったオーバーストドルフという町から、北へ5キロ...

ドイツ・木組みの家街道の町、Meersburgメーアスブルク

家人の健康診断、終了。特に問題はないものの、頭部に近い血管に、1か所流れの悪いところがある、と。コレステロール値も高く、週に3日は運動するようにと指導が。食生活、改善したほうがいいのかしらん。これから勉強してみます。まだまだ雪の残るオーバーストドルフに別れを告げ。ああ、つかのまの休暇気分だったなあ。とりあえず、目指すはボーデン湖。昼食に魚を食べようと、メーアスブルクという町へ。ここは、木組みの家街道...

その数字に、名前を

バーデン・バーデンの市立博物館に出かけた。旅行から戻ったばかりで落ち着かないけれど、今日はここで、静かに過ごそうと思って。今開催されているのは、„Menschen im Krieg 1914 - 1918 am Oberrhein“(第一次大戦中のライン上流域の人びと)。兵士、指揮官、学校の教師、主婦、慰安婦、医師、看護師など、それぞれの立場にあった人たちが遺した、言葉や写真、当時の資料の展示。その人たちの顔写真も添えられ、戦場からだけでは...

大好きな先生に会える、Oberstdorfオーバーストドルフ

家人の健康診断にくっついて、オーバーストドルフという町へ。ウィンタースポーツのメッカで、スキーやスケートの世界大会が開かれることで有名。この町にそびえるネーベルホルンという山の名を冠した、フィギュアスケートの大会、ネーベルホルン杯、この大会の名前は、日本でもちょっとはおなじみかと。ここに来るのも、もう4回目。家人の会社が指定したウェルネスホテルでの健康診断は、2日にかけて行われ。ホテル内に診療所を持...

アルゴイ地方の小さな町、Memmingenメミンゲン

ちょっと用事があって、ドイツのアルゴイ地方というところへ。ものすごーくざっくり地図上の位置を言うと、ドイツの下の真ん中あたり。山を越えるとオーストリア。バイエルン・シュヴァーベンと呼ばれる地域とも重なる。目的地はもっと南の町。でも、このメミンゲンの近くの村に、気になるKapelle(チャペル)があって寄り道を。予感はあったけど、こういう小さなチャペルって、いつでも開いてるわけじゃなく。この中にある筈の像...

いまひとつな、鴨のもも肉のロースト

冷凍庫に鴨の骨付きもも肉が。クリスマス前後に食べようと買っておいたもの。これまで鴨のもも肉を調理したことはなく、じっくりレシピを検討してから、と思っていて、2か月ちょっと過ぎていた。あらま。よし。今日は、これを消費しよう。昼食は鴨のローストだと家人に告げると、顔がぱぁーっと明るくなり。「Kartoffelpüree(マッシュポテト)と、Rotkohl(紫キャベツ)を一緒にお願いします!」そう言い残して、改築現場へ。仰せ...

ドイツ製中華鍋で、チャーハン

いただきものの、うちの中華鍋。大抵の炒めものなどは、普通のフライパンで事足りるので、年に5回、出番があるかどうか。そんな、うちの中華鍋の詳細については、ずいぶん前にも書いたことが。→こちら。何だか最近、毎週のように、平日に家にいることが多い家人。あるときは、ずーっとPCに向かって会議をし、あるときは、改築現場で作業をし、ホームオフィスの日なのか、有休をとっているのか、私もよくわからない。ドイツではたぶ...

即席「寄せ植え」で、庭仕事気分

土に触れたい気分になる、好天気。プランターの土づくりでもするかと、愛用の庭仕事用スコップを探したけど、冬の間にどこか旅にでも出てしまったのか、さっぱり見当たらない。おそらく家人の仕業で、改築現場にでも持ち出したのだろうと、帰宅した家人に尋ねてみる。「私は知りません。ドロボウかな!?」確かにね。うちに盗みに入っても、目ぼしい物なんて何もないから、悔しまぎれに、小さな園芸用スコップを持って行ったか。い...

去勢されたコーヒー、あるいはエスプレッソ

高音の歌声を保つために、去勢された男性歌手を、カストラートという。まさに、『カストラート』という題の映画で、その言葉を覚えた。私がまだドイツに来て間もない頃、「カフェイン抜きのコーヒー」を注文したら、その場にいた知人が、「去勢されたコーヒー(kastrierter Kaffee)ね」と言い。ああ、そういう表現もあるのかと。ただ、そんなに上品ではない言い方なので、時と場合と相手を選んで使った方がよさそう。entkoffeinie...

ドイツのスーパーで、小イカを買う

スーパーマーケット巡りが面白いのは、もちろん食べたいものを買う楽しみと、もうひとつは、並んでいる食材から、食習慣や流通の状況について想像する楽しみがあるから。私が住んでいるところは田舎で、私がよく行く大きなスーパーも、大して大きな町にあるわけじゃない。そのスーパーは、ドイツ南西部を中心に、幾つかの店舗を展開しており、チラシの内容が同じことから、各店舗ごとの仕入れではないというのはわかる。それにして...

うちのドイツ人の、ゆるくてダメな日本語

「おはなが出ています!」お母さんが、子供に、「鼻水が出てる」と指摘するかのような一言。ではなく。この様子を見て、家人が放った一言。まあ、確かに根から地上に茎が出て、そこに花がついているわけで、言わんとする意味を十分に汲むことはできる。表現としては非常に不自然。でも、「出ています」なんて、結果の状態を表す、自動詞プラス「ている」の文型、ちゃんと使えていて、偉いじゃないの。でも、「おはな」。なぜか「花...

小さな輪で祝う、義母の誕生日

先日行われた、義弟の嫁の盛大な誕生日会、それとはうってかわって、身内だけが集まった、義母の誕生日会。義母の兄弟たちと子供たち、それでも総勢15名。私たちから義母への誕生日プレゼントは、籐で編んだ、ランドリーかご。リクエストを聞いたばかりで、これから探すところ。手ぶらで行くのも何だし、今日はゼクトを持参。姪っ子は自作の絵をプレゼント。この子の描く絵は、伸び伸びしていて大好き。くちばしが黄色い「まだ子供...

冬の間に食べておきたい、レンズ豆の煮込み

ここのところ、天気がいい日と悪い日が、交互に続いている、うちの辺り。暖かくなってきたとはいえ、森の中はまだまだ雪が残っている。うちの近所にはスキー場がいくつかあって、いかにも「山小屋」という感じの、レストランというか食堂というか、お食事処がどーんと建っている。以前は雪の中をよく散歩に出かけ、ついでに山小屋で食事を。そういうところで出る料理のひとつが、レンズ豆の煮込み。Linseneintopf(リンゼンアイン...

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