YはYpsilonのY

ドイツに関係があったりなかったりすることの記録、です。

カーニバルの食事、出張のおみやげ

Fasnacht(ファスナハト)も大盛り上がりな今日この頃。
テレビでは連日、カーニバルの模様が放映され。
今年は中止になったうちの村のファスナハトのパーティ。
規模はうんと小さいけど、雰囲気はこんな感じ。
みんなで仮装して、歌やらお笑いやらのショーを楽しむ。
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出張から無事に戻った家人。
早速義母の家に行ったと思ったら、
この時期の定番の食べ物を持って帰ってきた。

じゃがいものスープと揚げドーナツ。
Fasnachtküchleとうちでは呼んでいる、このドーナツ。
いろんなお宅のをいただく機会があるけど、
義母の作ったものが、一番私の口に合う。
生地がしっかりしていて、香ばしく揚げてあって。

で、砂糖がみっしりまぶしてあるこのドーナツを食べながら
ちょっともったり目のじゃがいもスープを飲む。
これが、夕食。
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ドーナツとスープという組み合わせには、なんの違和感もない。
ドーナツとみそ汁だったら、どうだろう。
おはぎとみそ汁なら、いけるかな。

さて、家人が、出張先で珍しくお土産を買ってきて。
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カップラーメン3種。
岩塩と思われる、塩。
厚さ5センチ以上はある、袋入りの海苔。
縦置きにして立つからびっくり。
小脇に抱えてたら、クラッチバッグと見間違えそうな。

そして、まさか買ってこないと思っていたキムチ。
パック入りのではなく、対面販売で量り売りで買って、
その場で容器に詰めてもらったらしい。
ひえー、そこまでして買ってきたか。
自分は食べないのに。
ありがたく一人でいただくよ。

洗濯をしようと思い、スーツケースの荷物を整理。
大袋に入ったHARIBOのグミや、
箱入りのチョコレートなどが食べかけの状態で入っていて。

出張中に3キロ太ったと言っていたけど、
このせいなんじゃないだろうか。

で、探せども、洗濯物が見つからない。
普通は、ランドリーバッグにまとめてあるはずなのに。

「洗濯物、見つからないよ」
そう言うと、「やらかした!」という顔になり、
慌ててスーツケースの中をあらためる家人。

どうやら、ホテルに忘れてきたらしい。
大袋に入った、着用済みの下着と靴下。
下着は上下10着ずつ以上、靴下は10足以上は入っていたと。
それにワイシャツも数枚。

急いで最後に泊まったホテルに電話を。
「ドイツに帰って荷物を見たら忘れ物をしたようで」
とか何とか説明している。
いや、ドイツとか、そんなん言わなくてもいいんじゃ。
例え荷物が見つかっても、送るのが面倒だと思って、
「無い」って言われちゃうかもよ。

案の定、部屋に忘れ物はなかった、との返答。

もう一軒、その前に泊まったホテルにも電話。
こちらの方が、対応は丁寧で見つかったら連絡する、と。
それで、口頭でメールアドレスを伝えるんだけど、
家人のフルネーム(割と長い)にドットやらハイフンやらがついて、
これが、電話で正確に伝わるのか甚だ疑問。
こっちからメール書いて送ればいいじゃん。
どっちも名前を聞いたらすぐわかるようなホテルなんだし、
ちゃんと対処してくれるんじゃないかなあ。

家人はもうあきらめがついたようで、
「新しいの、買いましょう」などと言う。
そりゃ、要るけどさ。

帰ってくるなり、この騒ぎ。
頼むよ、私に、穏やかな日常を。



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ドイツで、お弁当箱を買う

先日、ドイツ生活打ち合わせのため、
お友だちとカールスルーエへ。

ランチは、満腹になるとわかっていて注文した、
肉っ気なしのFalafel Teller。
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ドリンクは牛乳じゃなくて、アイラン

いろいろお店をご案内します、という体(てい)で、
ちゃっかり自分がいろいろ買い物を。面目ない。

ビオ、エコ、フェアトレードを謳う店やブランドがほんとに増えて、
そういう店に置いてあって気になっていた、お弁当箱を買うことに。

お弁当を持って行くところはないけど、
ほら、最近、日々のお弁当写真が流行ってて、
ああいうのを見ると、おいしそうだなあ、いいなあ、と思い。

その名も、ECO Brotbox。
そりゃ、そうだ。ドイツでお弁当といえば、基本はパン。
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でも、ドイツでもBENTOという語は使われ始めている。
Bento Boxという名で、樹脂素材の製品が数多く売られているし。
ギムナジウムの生徒が、ママがネットで買ってくれたという、
かわいらしいトトロの弁当箱を見せてくれたことも。

ベルリンの会社が企画した、このBrotboxの素材はステンレス。
大人だから、カワイイよりカッコイイを選んでみた。
インドで作られた製品ということで、
カレーなど水気の多い料理にも対応するべく、密閉性は高い、筈。
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下に敷いてあるのは、お店のエコバッグ

四角い形、一段だけ、あるいは二段と、他にも種類はあり。
食いしん坊だから、大きいのにしようと思って、三段のを。

この手の製品は、実は日本の方が安く買える気が。
39ユーロはちょっと高かったなー、と今にして思う。
まあ、でも、いいや。せっせと使おう。

が。
よくよく見ると、いくら食いしん坊でも、
これに全部お弁当を詰めたら、かなりの量だ。
・・・二段でよかったんじゃ。

いやいやいやいや、悔やむまい。
暖かくなったら、これに二人分の料理を入れて、
家人とピクニックにでも行こう。
ピクニックなんか、もう何年もしたことないけど、
こうなりゃ、するぞ。

弁当箱だけでなく、衣類、バッグ、雑貨類も置いてある店で、
普段、服とか1ユーロで買ってばかりいるけど、
あれもこれもと、欲しい物が見つかって。

Zweiというドイツのメーカーの、ショルダー。
Mademoiselle M10という型番も私にぴったり(嘘)。
気を遣わずに使えるようにと、初めての合成皮革。
こちらは安くてお買い得。

それから、マフラー。
これまたベルリンのLangbrettというメーカーのもの。

もともと、サーファーが始めたという会社で、
サーフィンのサの字も縁のない私だけど、
最近、紺色のストールを失くしてしまって。
メリノウールのしゃりしゃりした触感も気に入り。
冬も終わろうという時期だけどね。
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ということで、珍しく散財を。
高い物を買ったわけじゃないけど、
普段の買い物からしたら、えらい出費。
でも、ドイツ製品の購入でドイツ経済を支えたと思えば。
うーん、支えるほどは買ってないか。

こうして、購買意欲が出るというのも、気持ちが前向きってことだ。
そういうことにしておこう。


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残念なお知らせと、展覧会のお知らせ

日本では猫の日だったとか。2月22日。
こういうことがわかるのも、インスタのおかげなのですが。
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さて、残念なお知らせが。

予定を繰り上げて、家人が出張から戻ってくるらしく。
のびのびと過ごした私の一人暮らしは終了の運びに。
まあ、家人がいても好きなように生活しているけれど。

今日の、ひとり粗昼食。
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Schnittknoblauch(ニラ)が冷蔵庫に残っていたので、
小麦粉と卵で簡単に、チヂミを。
ニンジンの細切りも加える。
ごま油でパリッと表面を焼いて。

ドイツ語でいうと、Koreanischer Pfannkuchen。
韓国風パンケーキ。
こんなに少ない材料で簡単に作れるのに、
どれだけでも食べられてしまうほどおいしい。

具はネギでも玉ねぎでもパクチーでも、
ジャガイモでもサツマイモでも何でもいい。
ストック野菜でできるのが嬉しい。

夜は8時半からの映画を観に行こうと思って。
でも、暗いところで椅子に座っているとすぐに眠くなる私。
30分ぐらい仮眠をとろうと横になったら、
2時間も眠っちゃって(笑)。

さすが一人暮らしの気ままさではあるけれど、
映画には間に合わないし、
2時間も無駄にしてしまって、
しまったなあ、と後悔。あーあ。

さてと、今度は、展覧会のお知らせを。

うちのドイツ人のLINEスタンプを作ってくれた、
Osamu Watanabe氏の作品が、
2月24日からベルリンのギャラリーで展示されるとのこと。

Young Art Collections、略して、Y.A.Collectionsと銘打って、
絵画、イラストだけではなく、
コラージュ、写真、コミック、陶芸作品、ジュエリーなど、
様々なアーティストの、様々な作品を集めた展覧会になるそうで。

場所: LemoArt Gallery (Danziger Straße 63, 10435 Berlin)
期間: 2017年2月24日から8月24日まで
開館時間: 火曜日12:00-17:00、木・金・土曜日 14:00-18:00
オープニングイベント: 3月9日19時から

詳しくはこちらから↓
https://www.facebook.com/events/1218539344868278/

お近くの方がいたら、ぜひ。

会期が長いから、それまでにベルリンに行ければいいけど。
気づけば、10年前に遊びに行ったきりだな、ベルリン。
ドイツに住むようになってから、
いつでも行けるという安心感もあってか、
あんまりお出かけしてないなあ。
できれば、買い物嫌いの家人とじゃなくて、
友だちとお店めぐりとかしたいんだけどなあ。



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ミュージアムという名の、私の部屋

す、すみません。
昨日は、思わせぶりな、気を引くようなタイトルをつけてしまって。

ちょっと気の迷いがあったことは確かなのですが、
しつこく細々と書けるときに書けることを書いていきますので、
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

ということで、先日行った、ミュージアムのことなど。
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小さな町や村の郷土資料館は魅力がいっぱい。
うちの村もそうだけど、古い生活用品が展示されていて、
昔好きの私にはたまらない。

ちょこちょこと古い物を集めるのが好きな私でも、
さすがにそう何でもかんでも集めるのはムリで。

そんな私の代わりに、せっせと古い物を収集管理してくれる、
それが、郷土資料館。

いやいや、私のためじゃない。
もちろん、市民町民村民の皆さんのため。

でも、規模の大小問わず、ミュージアムを訪れる時の私の基本姿勢は、
「わたしのためにありがとう」(笑)。

さて、この小さなミュージアム。
町の資料館なので、町のあらましを紹介している。
例えば、町の産業。
もう廃れてしまったタバコ産業やカゴを作る工場から、
現在数社ある大企業まで、
その歴史の説明や製品の展示など、なかなか行き届いていて。

接着材でおなじみのメーカーの昔の製品。
このレトロさが、私の所有欲をそそる。
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マニア垂涎のホーロー看板。
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古い店舗を再現した展示。
こういう展示は定番で、あちこちの資料館で見かける。
いかにもヴィンテージな雰囲気が醸し出され。
展示品とか家具、売ってほしいわー。
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一般的なドイツの歴史を学べるコーナーも。
これは、十分の一税についての説明。
ちょっと特殊で重要な昔の税金システム。
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木組みの家街道巡りをしていると、
当時作物などで支払われていた「税金」を納める、
「十分の一税倉庫」が残っていたりする。
年貢を保管した蔵屋敷みたいなもの。

この町のはずれで生まれ、19世紀から20世紀初頭にかけて活躍した、
リトグラフ作家の機材や作品などを集めたコーナーもあり。

ついでに、記念撮影ができるスペースも。
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セットに腰かけ、テーブルの上に置かれたリモコンのボタンを押すと、
昔の大型カメラの中に仕込んだデジカメのシャッターが切れる仕組み。
プリンターとも連動していて、
欲しければ1枚50セントでプリントもできる。
なんか楽しいなあと思ったら、プリクラの感覚に近いからだと思い出す。

入場無料で、町の歴史愛好会の親切なおじさんが店番を、
あ、店番じゃないか、ボランティアで受付をしていて。
お客さんが来なくて暇だから2人一組体制で。
話し相手がいれば、退屈しないからね。

愛すべき、小さな資料館。
私の部屋がまたひとつ増えたような気持ち。



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書くことが、なくなってきて

日記代わりにブログを書き始めて、もう数年。
日々のできごと、ぼんやりと思うことなど、
つらつらと書き連ねてきたけれど。

最近、書けないことが多くなってきて。

日記とはいっても、恥ずかしげもなく公開しているので(笑)、
一応、というか、書かないようにしていることもある。
仕事のことはもちろん詳しく書けないし、
個人的なこともそんなにはっきりとは書けないし。

そもそも、限られたスペースで書けることなんて、
一日に起こったことのうち、ほんのわずかなことで、
それで日記と言えるのかとも思ったり。

さらに言えば、当たり障りのないことを書くことが、
果たして意味のあることなのか、とか考えたり。

しかし、それを言ってしまうと、
これまで書いてきたこと全てを否定してしまうことになる。
そもそも大したことを書いてないもん。

たまに自分が書いたものを読み返して、
いい年こいて、こんなくだらないことしか書いてない!
と情けなく思うことが。
まあ、しかし、身の丈以上のことは書けないからなあ。

ネット上のゴミだ。
断捨離とかする人の目に触れたら、真っ先に処分されちゃう。

すでに、ここまで書いている、この数十行も、
ほんとにお目汚しで申し訳ないことで。

でも、日記なんだし、ここはひとつ、開き直って、
これからもよしなしごとをそこはかとなく書きつくろう。

ということで。

今日は夕方に少し雨が降ったけれど、
最近天気のいい日が続いていて。
先週は、とうとうほんとに春が来たか、という日が。

庭に人影を認め、うわ、何だろうと思っていると、
隣の家の木を切りに来たおじさん。
隣の家に住むのは、もともと道路工事を請け負う会社のオーナー。
その方はもう80歳を超えておいでで、
元従業員だった近所の人が庭仕事を頼まれてたまにやってくる。

で、よく、うちの庭に入って作業をしている。
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2階の窓から隠し撮り。
大変そうな仕事。
でも、この木を切ってくれるのはとても助かる。
日当たりが全然違う。
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ちょっ、おじさん、うちの庭木、踏んでるー

外で仕事をするのにちょうどいい気候だなんて、
まだ2月なのに、信じられない。

さて、こんな写真をこっそり撮ったせいか、
この夜、珍しく夢を見た。

うちの2階の部屋に隠し窓があるのを発見し。
そこから下をのぞいてみると、隣の家の居間が丸見えで。
大きなテーブルに、トランプが並んでいて、
ドイツのカードゲーム「スカート」の途中かな、と思う。
そのうちのぞいているのが後ろめたくなってきて、
窓をそっと閉めながら、
「こんなところに窓があること、私に黙ってたな、あいつめ」
と家人に対してプンスカしている。

あーあ。なんちゅう地味な夢。しかも何だか大人げない。
夢ぐらい、もっとスケールが大きくてもいいのに。

そんなわけで、変わり映えしない日常を、
これからもまとめていくことになることかと。
大事件や大事故が起こっても困るから、
いいんだよね、これで。



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ひとりの週末が、しみじみ楽しい

出張中の家人から連絡が。
某大国の南の方から別の国に移動し、雪が降っていると。

お、その国にいるならと、ふと思いつき、
「お土産にキムチ買ってきてよ」
「キムチですか・・・」
「あ、気圧の関係で袋が爆発したら大変か」
「なぜですか」
「キムチはfermentiert(発酵している)の食べ物だから」
「キムチは袋の中で働いているんですか!?」
「ぶははは。まあ、そういうこと」
「知りませんでした。キムチは袋の中で仕事中・・・」

思わず、三角帽をかぶった発酵成分が、
袋の中でつるはしを持って働いている図が浮かぶ。
なるほど、確かにずっと仕事中かも。

そんなどうでもいい話を数分して。

一人で過ごす週末は、実に仕事が捗る。
何も用事がなく、自分の好きなように時間が使え。
でもって、食べたいものだけ食べて。
どこにも出かけなかったけれど、まことに充実。

そうなのだ。
食べたいものを食べる予定だったので、
金曜日にしっかり買い物を。

スーパーで鶏レバーとイカを、
アジアショップでニラと里芋とえのきだけを買い。

鶏レバニラ丼とスープ。
ストックしてある鶏のスープにえのきとネギを入れ。
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近所の普通のスーパーでは、鶏の内臓は量り売りで買えず、
パックに入ったものしかない。
村のスーパーでは、ほんの一時扱いがあったけれど、
よほど買う人が少なかったのか二度とお目にかかっていない。

確かに、豚や牛のレバー料理なら、
ドイツ料理を出すレストランでも食べられる。
でも、鶏のレバーはどうやって消費するのか。
外国人向けなのかねえ。

鶏レバーがどこで手に入るのか、
とドイツのサイトで質問が上がっているのを見てみたところ、
メキシコサンショウウオを飼っている人たちの掲示板だったし。

甘辛く味付けした鶏レバー、ごはんがすすむすすむ。

翌日は、イカと里芋の煮物をちょこちょこっと作り。
またまた鶏のスープに、ケールを刻んで入れ。
スープに使った鶏をほぐしてカレー粉で炒め。
ライムとナンプラーと砂糖のタイ風ドレッシングのサラダ。
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イカと里芋も、素晴らしい実力の持ち主。
出汁と醤油とみりんと砂糖でさっと味をつけただけなのに、
どうしてこんな「ご馳走」ができてしまうのか。

ま、日本にいた頃は、イカと里芋で、
こんなに大げさに感動することはなかったけどもね。

家人はまだ数日帰ってこない見通し。
いつ帰ってくるのかはっきりとはわからない。

どこかに旅行に行ったりするより、
一人でのびのび過ごせる週末があるほうが楽しいかも。
うん、こっちの方が気分的にぜいたくな気がする。

幸せの青い鳥はぼくたちの家にいたんだね(笑)。



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もの言わぬ彼女の、祖国

相も変わらず、古い物が増えていく私の物置部屋。
2015年の10月に食器を収納するために置いた棚は、
もう空きスペースがなくなりつつあり。

古い物を調達するためによく行く店が3つあって、
週に1度は顔を出していて。

いつも何かを買う訳ではないけど、
何か面白い物が入荷しているのではないかと気になって、
ついつい、のぞきに行ってしまう。

病気、かも。

先日も、車で古い物屋の前を通りがかり、
駐車スペースがあれば寄ろう、
空いていなければ素通りしよう、
と思っていたら、幸か不幸か、1台分空いていて。

これは、寄らねばならないというサインか。
何か私が買わねばならないものが呼んでいるのか。

とにかく、店内へ入って一周。

すると「自分で勝手に取り出さないで」と書かれた棚の中に、
ちょっと見たことがないタイプの人形が。

こけしを始め、民芸品はどうしても欲しくなってしまう。
ほんとに要るのか、お金の無駄遣いじゃないのか、
逡巡しながら、店内もう一周。

再度、人形をよく見てみると、2ユーロの値札が。
迷うほどの値段でもない。

お店の人に、人形を見せて欲しいと頼む。
ついでに、どこの国のものか尋ねてみる。

「うーん。こんなブロンドの髪だから北欧かしら」
なるほど。そういうイメージなのね。

「でも、よくわからないから、店長に聞いてみるわ」

店の奥にいた店長がやってきて、
やはり「北欧っぽいわね」と。

で、おもむろに人形をひっくり返すとラベルが貼ってあり。

「あら、ここにUSAって書いてあるわ。
えーと、ユタとも書いてある。アメリカのユタ州のものね」

へーえ。
ぜんっぜんアメリカっぽくないけどね。

まあ、民族衣装が可愛らしいし、ラベルは家に帰って確認しよう。

ということで、我が家にやってきた人形。
ラベルの文字が小さい上に不鮮明。
NUOTAKAと書いてあるのが読め、
それを画像検索すると「花嫁」の写真がずらずらっと。

そのNUOTAKAというのが何語かと調べてみると、
これがリトアニア語ということがわかり。

そうわかってよくよくラベルを見てみると、
確かにうっすらとLithuaniaらしき文字が。
「ユタ」と書いてあると言っていたのは、
LithuaniaのLとiがくっついてUに見え、
勝手に「Utah(ユタ)」と類推したとみた。

リトアニアとアメリカのジョイントベンチャー企業で作られたものらしい。
そんなに古いものでもなく、1980年代あたりかと。
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私も「フィリピン人?」とか聞かれると、
「日本人です!」と何となくムキになって答えてしまう。
人形の身元をはっきりさせることができて、嬉しい。

人形にしろ、物にしろ、どこから来たかわかるだけで、
その土地に興味が湧いたりするものだ。
リトアニア。
ドイツ語でLitauenというのも知らなかったけど、
もう行ってみたくなっている。



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ヴィーガンレストランで、食べすぎる

誰かと話をして、
思っていたことや考えていたことを言葉にすることで、
その思いや考えが整理されてすっきりする。

誰かの話を聞いたときの自分の反応からも、
意識していなかった自分の気持ちに気づいたりすることが。

細々とした情報交換をしたり、
近況を報告しあったり、
そういう機会を「打ち合わせ」と称するのが気に入っていて。

今日の打ち合わせは、とあるヴィーガンレストランで。

バーデン地方でちょっと名の知られたヴィーガンシェフ。
それまでは、ケータリングや料理教室、
とあるカフェのランチを週に一度だけ担当したり、
クリスマスマーケットの出店などでしか、
彼の料理を味わう機会がなかったけれど、
ずっと注目をしていて。

このあたりでは、彼の活動は先駆け的であり、
ラジオやテレビにも出演しておられ。
そのせいで、妬みをかうこともあるのか、
店に生卵が投げつけられたこともあったとか。

食肉業界や卵業界の圧力なんてのもあるのかしら、
などと想像してみる。

私も打ち合わせのお相手もヴィーガンでもベジでもない。
でも、このレストランではおいしい料理が食べられる。
ほんとはあまり人に教えたくなかったんだけどぉ。

バーガーとパスタを以前試して口に合ったので、
今日はサラダボウルとヒヨコ豆のスープを。
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こんもりと盛り上がったレタスの下には、
数種のドレッシングで和えたキャベツの千切りがたっぷり。
雑穀と大豆のナゲットを香ばしく焼いたBratlingが添えられ。
これで確か8ユーロ。

ボリュームがあるけど、しょせんは野菜。
そうやってタカをくくっていたら大間違い。

キャベツをしっかり噛んでいると時間がかかり、
その間にお腹が膨れてくる。

でもって、豆のスープ。
大小2つのサイズがあって、
初めにお店の人に確認したら、
大きい方でもそんなには、という感じだったので、大を。

これも具だくさんでスパイスが効いていて、
食べごたえ大いにあり。
こちらは5ユーロ50セントだったかと。

パンもパスタも食べていないのに、
がつっと肉を食べたわけでもないのに、
なんと胃が満たされること。
キャベツ効果か。

そういえば、何とかと何とかとアロエベラのスムージーも飲んだんだった。
健康的ではあるけれど、ちょっと注文し過ぎた。

お店の人の感じもよく、やっぱり料理は口に合い、
おかげで話も弾み。

何の意味があるのかわからない打ち合わせというのが、
日本ではよくあった気がするなあ。
ドイツでも年に一度位、しんどい打ち合わせがあるけれど、
今日は和やかで気持ちよく意見交換ができた気がする。
自己満足じゃなきゃ、いいけどね(笑)。



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